beacon

[EL]香川先発も今季ホーム初黒星…連敗で2位通過

このエントリーをはてなブックマークに追加

[12.10 ELグループリーグ第6節 ドルトムント0-1PAOK]

 ヨーロッパリーグ(EL)は10日、第6節を行い、MF香川真司の所属するドルトムント(ドイツ)はホームでPAOK(ギリシャ)と対戦し、0-1で敗れた。香川は公式戦2試合ぶりに先発したが、得点に絡めないまま後半21分に交代。すでに決勝トーナメント進出を決めているドルトムントだが、前節のクラスノダール戦(0-1)に続いて2連敗を喫し、2位通過となった。

 ドルトムントは前半10分、DFパク・チュホの左クロスを受けた香川が左足でフィニッシュまで持ち込むが、シュートは相手に当たってゴール左へ外れる。同22分には香川がPA内に切れ込み、マイナスの折り返しをMFアドナン・ヤヌザイが狙うが、DFにカットされた。

 すると前半33分、PAOKはドルトムントの最終ラインの乱れを突いてFWロベルト・マクがスルーパスに抜け出し、GKロマン・バイデンフェラーもかわして左足で無人のゴールに流し込んだ。1点を追う展開となったドルトムントは前半42分、ヤヌザイの左足ミドルをGKが弾いたこぼれ球にMFマルコ・ロイスが詰めたが、左足のシュートは角度がなく、左ポストを直撃した。

 1点ビハインドで折り返したハーフタイムにロイスとMFスベン・ベンダーを下げ、MFヘンリク・ムヒタリアンとMFユリアン・バイグルを投入したドルトムント。後半開始早々の3分にムヒタリアンがゴール前で決定機を迎えるが、GKの好セーブに阻まれ、後半7分にはパクの左クロスに香川が下がりながらヘディングで合わせたが、これもGKに弾き出された。

 後半21分、香川に代えてFWピエール・エメリク・オーバメヤンを投入し、交代枠を使い切る。しかし後半31分、ムヒタリアンの右クロスに合わせたオーバメヤンのヘディングシュートも左ポストを叩き、最後まで1点が遠かった。結局、0-1のまま試合終了。ホームで今季公式戦初黒星を喫し、ELは決勝トーナメント進出決定後2連敗で2位通過となった。

●欧州組完全ガイド
●EL15-16特集

TOP