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酒井高徳、独占インタビュー「本当のチームにいると感じる」

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「本当のチームにいる」。『GOAL』ドイツ版は、ハンブルガーSVでプレーする日本代表DF酒井高徳に独占インタビューを行った。酒井は、率直な思いを語った。

『GOAL』ドイツ版のダニエル・ヨバノフがインタビューを行った。酒井は、苦しかったブンデスリーガ今季序盤、そして監督やチームについて語ってくれた。

―厳しいスタートでした。
「最初は調子が100%ではない感覚がありました。だから、忍耐が必要でした。その後は個人練習をして、力強さと機動力を上げていきました」

―連続で試合に出るようになっています。
「コンディションが良いときは、ボールを持っているときも持っていないときも、あらゆる動きでずっと良い感覚が得られます。加えて、サッカーではスタミナがとても重要です。成長を続けていきたいし、学ぶことはまだたくさんあります。試合ごとに、自信を取り戻しています」

―左と右、どちらでプレーしたいですか。
「左サイドバックですね。そうすれば、中央に入って行って右足でシュートを打てますから。でも、右サイドでのプレーにも何も問題はありません」

―どんなプレーをしたいですか。
「正直に言うと、守備より攻撃の方が好きです。攻める方が楽しいし、連係して相手ゴールに向かえるときはなおさらです。得点するのが好きだし、もっとアシストしたいと思っています。でもブルーノ・ラッバディア監督には、まず守備のことを考えるように言われていますし、それを受け入れています。今は最終ラインで自分の仕事を果たすことが重要です」

―シュツットガルト時代と比べて、監督は変わりましたか。
「今はさらに少し落ち着いて、リラックスしているように思います。でも、個性は変わりませんね。監督はたくさんの情熱を注ぎ込んで、ポジティブな感情を表に出します。僕はそれが好きだし、チーム全体の助けになります。まったく感情を見せない監督もいます。ラッバディア監督は練習でも毎回100%を求めるし、おかげで僕らは集中できています」

―チームの雰囲気は良いですか。
「チーム全体が機能していて、全員が全員のために働きます。ここ数週間の試合で、それが分かると思います。本当の“チーム”にいるんだ、と感じます」

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