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ドルトムントに敗北の長谷部 「何かをきっかけに変えなければ」

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 13日に行われたブンデスリーガ第16節で、フランクフルトはMF香川真司擁するドルトムントに1-4で敗れた。MF長谷部誠は、チームの状態が良くないことを認め、「何かをきっかけとして変えていかなければいけない」と話している。ブンデスリーガ公式サイトが伝えた。

 フランクフルトは開始6分に先制したが、24分に同点弾を許す。前半終了間際にドルトムントが香川を投入すると、その直後にフランクフルトは退場者を出した。後半は3ゴールを献上し、リーグ戦3連敗となっている。

 先制点を奪った後も、長谷部は危機感を持ち続けていた。香川が「時間の問題だったと思う」と話しているが、長谷部にも同じ感覚があったようだ。

「1人少なくなったのは非常に厳しい戦いになった要因ではあると思いますけど、11対11の中でも危ない場面はたくさんあった。先制点を取るまでは良かったかもしれないですけど、いつかはやられるのかなという雰囲気はあった。そういう意味では、試合を通して非常に難しかったです」

 守備に人数を割いたものの、対応に追われた。長谷部は「ドルトムントは次から次に裏へと走ってくるので、それにしっかり付ききれなかったというのはあると思う。1点目も2点目も走られた選手にやられているんで、その走られた選手にしっかり付くということができていなかった」と、分析した。

 5試合勝利がない現状については「ケガ人とか出場停止とか、なかなかメンバーがそろわない中でやっていて、非常に苦しいというか、なかなかうまくいかないというのはあります」と長谷部。それでも、「何かのきっかけで変わっていかなきゃいけないと思うし、次の試合は年内最後ですし、そこで良いプレーをして、絶対勝ち点3を獲らなければいけないと思います」と意気込んだ。

 次節の相手はブレーメン。こちらはリーグ戦で4試合白星がない状況だ。

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