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香川、3戦ぶり先発も…ドルトムントはラスト8分からの逆転負けで連勝ストップ

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[12.19 ブンデスリーガ第17節 ケルン2-1ドルトムント]

 ブンデスリーガは19日、第17節2日目を行い、MF香川真司の所属するドルトムントは敵地でケルンと対戦し、1-2で敗れた。香川は3試合ぶりに先発し、フル出場したが、得点には絡めなかった。ケルンのFW大迫勇也は2試合ぶりのベンチスタートで出番なし。浦和への完全移籍および来季千葉への期限付き移籍が発表されたMF長澤和輝はベンチ外だった。

 立ち上がりからボールポゼッションを高めるドルトムントは前半18分、MFヘンリク・ムヒタリアンの左CKにDFソクラティス・パパスタソプロスが頭で合わせ、先制点。ケルンも同31分、右後方からのFKにDFフレデリク・セーレンセンが合わせたが、ヘディングシュートはGKロマン・ビュルキの好セーブに阻まれた。

 1点リードで前半を折り返したドルトムントは後半開始からDFマッツ・フンメルス、DFパク・チュホに代えてMFスベン・ベンダー、DFマルセル・シュメルツァーを投入。フンメルスには筋肉系のアクシデントがあったと見られ、後半立ち上がりからケルンの反撃を受けた。

 後半34分、MFヤニック・ゲルハルトの左足ミドルが右ポストを叩いたケルン。ホームの後押しも受け、攻勢を強めると、意外な形で同点に追いついた。後半37分、味方のバックパスから大きく蹴り出そうとしたドルトムントGKビュルキがまさかのキックミス。これをカットしたFWジモン・ツォラーがそのまま左足でゴールに蹴り込んだ。

 さらに後半45分、バックパスを受けたドルトムントDFシュメルツァーのクリアボールをDFフレデリク・セーレンセンが頭で跳ね返すと、これがゴール前へ絶妙なラストパスとなり、走り込んだ途中出場のFWアントニー・モデストがダイレクトで右足を振り抜き、ゴール右隅に突き刺した。

 2ー1の劇的な逆転勝利をおさめたケルンは11月7日のレバークーゼン戦(2-1)以来、5試合ぶりの白星。ホームでは9月19日のボルシアMG戦(1-0)以来、約3か月ぶりの勝利となった。一方のドルトムントは連勝が3でストップ。2位はキープしたものの、今季3敗目で首位バイエルンとの勝ち点差は「8」に開き、シーズン前半戦を折り返した。

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