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「僕は上手い選手ではないけど…」広島MF青山敏弘が初のMVPを受賞

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 Jリーグは21日、都内のホテルで「2015 Jリーグアウォーズ」を開催し、サンフレッチェ広島のMF青山敏弘が初の最優秀選手賞(MVP)を受賞した。

 キャプテンとしてチームを2年ぶり3度目のJリーグ王者に導いた青山は壇上で「僕は決して上手いプレイヤーではありません。自分では下手だと思っています」と挨拶。「ただ、サッカーに対する情熱、試合に対する思い、気持ち、そういうところでは絶対にだれにも負けないという気持ちでいつもサッカーをさせていただいています。その気持ちがみなさまの心に少しでも響いて、この賞をいただけたのかなと思っています」と、初の栄冠に輝いた喜びを表現した。

「12年間、広島で育てていただき、広島だから僕はここまで成長できたと思う。だから広島のクラブ、関係者、ファン・サポーター、選手のみんなと、この賞をともに喜び合いたいと思います。最後に両親、そして妻と3人の子供たちに感謝を述べたいと思います。いつも応援していただき、そして支えていただき、ありがとうございます」

 そう感謝の言葉を続けた青山は最後に「これからも人に感動していただけるような選手でありたいと思います」と今後の抱負を述べ、MVP受賞のスピーチを締めくくった。

(取材・文 西山紘平)

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