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[選手権]チーム紹介:四日市中央工高(三重)

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第94回全国高校サッカー選手権

四日市中央工高(三重)

四日市中央工高関連ニュース

▼全国大会日程
1回戦 vs明秀日立高(茨城)
■出場回数
2年ぶり32回目

■監督
樋口士郎

■主将
MF森島司

■今季成績
[総体](全国2回戦敗退)
1回戦 3-0 和歌山北高(和歌山)
2回戦 1-4 東福岡高(福岡)
[リーグ戦]
プリンスリーグ東海7位(7勝11敗)
[新人戦]
県優勝

■予選成績
2回戦 2-1 暁高
3回戦 8-0 四日市高
準々決勝 1-0 鈴鹿高
準決勝 3-0 三重高
決勝 4-2 海星高

■都道府県予選決勝布陣&レポ
[4-4-2]
  
原田大輝 伊藤圭都
 上田航大   小林颯
  柳田大輝 森島司
木下史也      三輪輝
  舘幸希  首藤凛兵
    五十部泰造
[レポート]
 四日市中央工高は前半10分、MF森島司の左CKをFW原田大輝が頭で合わせて先制。空いたスペースをうまく活用する海星の攻撃に苦戦した四中工だが28分、森島の展開から左のMF上田航大がラストパス。コントロールでDFをかわしたFW小林颯が左足シュートを沈めて2-0とした。四中工は36分にもFW伊藤圭都からのパスを中央で受けた小林が左前方への巧みなドリブルから左足シュートを決める。さらに直後には森島のスルーパスから右サイドを独走した伊藤が切り返しでDFを外し、左足シュートを決めた。後半、海星は1年生FW三輪翔真が連続ゴール。2点差として四中工を脅かしたが、GK五十部泰造の好守にあうなどそれ以上追撃をすることはできなかった。


■チーム紹介
世代屈指のタレントたちと攻守噛み合う名門
 優勝決定後の監督インタビューで樋口士郎監督は「ホッとしている」と口にした。「四中工は勝たないといけない」という重圧を乗り越えて2年ぶりの優勝。全国でも十分に上位を狙うことのできるポテンシャルを持つチームがまずは県予選を突破した。広島内定のU-18日本代表MF森島司とU-18日本代表FW小林颯という世代トップクラスのタレントをはじめ、MF上田航大、左SB木下史也らテクニカルな選手が並ぶ。彼らの連動した崩しに注目が集まるが、それを支えるのがコンパクトな陣形から繰り出すハイプレス。守備でリズムを掴み、森島、小林ら“役者”たちが期待通りの活躍を見せれば2年ぶりの4強、それ以上の成績も十分に可能だ。今年3月に人工芝グラウンドが完成して練習環境が向上。周囲の支えの中で磨いてきた力を示すだけ。今大会出場校中で最多の通算57勝という数字をどこまで伸ばすか。「全国制覇を目指してやりたい」(森島)という名門が来季名古屋監督の小倉隆史氏たちが成し遂げた91年度以来の全国制覇を狙う。

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受け継がれた志と魂
DF舘幸希(3年)
「兄・和希(13年全国4強メンバー)もタフに戦う頼れるDFだったが、その志と魂は弟・幸希がしっかり引き継ぎ、今年のディフェンスラインをまとめ、体を張ってゴールを守っている。もちろん、魂だけの選手ではない。ポジショニングで相手FWの先を行き、駆け引きで負けない頭脳もある」

■編集部イチオシ選手
今大会最注目の司令塔
MF森島司主将(3年)
「類まれなパスセンスと判断力を持つU-18日本代表MF。『ボールロストしないで前に繋げて入って行ったり、自分が行ったら一人抜くぞとかボールが入ったら仕事したい』。広島入りする世代屈指の司令塔が違いを示す」

■注目選手
FW小林颯(3年)
└大会の得点王候補であり、主役候補のひとり。相手の意表を突くつくドリブル、ラストパス、そしてシュートセンスの高さも併せ持つ攻撃の柱。広島FW浅野拓磨も背負った16番を背に戦う。
FW伊藤圭都(3年)
└伝統のエースナンバー「17」の後継者は前線を走り回ってゴールをもたらす
GK五十部泰造(2年)
└まさに「当たりだしたら止まらない」守護神。シュートセービング能力の高さに注目

■過去の全国大会成績
【13年度(4強)】
1回戦 3-2 矢板中央高(栃木)
2回戦 2-0 帝京三高(山梨)
3回戦 1-0 桐光学園高(神奈川)
準々決勝 1-1(PK6-5)履正社高(大阪)
準決勝 2-2(PK3-5)富山一高(富山)
【12年度(2回戦敗退)】
2回戦 2-4 桐光学園高(神奈川)
【11年度(準優勝)】
1回戦 3-0 羽黒高(山形)
2回戦 6-1 徳島市立高(徳島)
3回戦 1-1(PK4-2)立命館宇治高(京都)
準々決勝 2-2(PK4-1)中京大中京高(愛知)
準決勝 6-1 尚志高(福島)
決勝 1-2(延長)市立船橋高(千葉)
【10年度(1回戦敗退)】
1回戦 0-2 室蘭大谷高(北海道)
【09年度(1回戦敗退)】
1回戦 2-1 盛岡市立高(岩手)
2回戦 0-2 境高(鳥取)
【08年度(8強)】
2回戦 2-0 山形中央高(山形)
3回戦 0-0(PK4-2)筑陽学園高(福岡)
準々決勝 0-2 広島皆実高(広島)
【06年度(1回戦敗退)】
1回戦 0-1 武南高(埼玉)
【05年度(2回戦敗退)】
1回戦 4-1 利府高(宮城)
2回戦 2-3 野洲高(滋賀)
【03年度(8強)】
1回戦 1-1(PK3-2)前橋育英高(群馬)
2回戦 1-0 大津高(熊本)
3回戦 3-2 武南高(埼玉)
準々決勝 0-1 国見高(長崎)
【01年度(8強)】
2回戦 3-2 水橋高(富山)
3回戦 2-1 東北高(宮城)
準々決勝 1-4 岐阜工高(岐阜)
【99年度(1回戦敗退)】
1回戦 1-2 丸岡高(福井)
【98年度(3回戦敗退)】
1回戦 2-0 山形中央高(山形)
2回戦 2-2(PK5-4)広島皆実高(広島)
3回戦 0-2 帝京高(東京A)
【96年度(3回戦敗退)】
1回戦 1-0 國學院久我山高(東京B)
2回戦 6-1 松蔭高(愛知)
3回戦 0-3 静岡学園高(静岡)
【94年度(3回戦敗退)】
1回戦 2-0 東亜学園高(東京B)
2回戦 1-0 徳島市立高(徳島)
3回戦 2-2(PK8-9)奈良育英高(奈良)
【93年度(2回戦敗退)】
1回戦 2-1 松商学園高(長野)
2回戦 0-2 鹿児島実高(鹿児島)
【92年度(8強)】
2回戦 5-1 光星学院高(青森)
3回戦 1-0 れいめい高(鹿児島)
準々決勝 0-0(PK2-3)山城高(京都)
【91年度(優勝)】
1回戦 1-0 韮崎高(山梨)
2回戦 7-0 山形中央高(山形)
3回戦 1-1(PK5-4)中京高(愛知)
準々決勝 2-1 武南高(埼玉)
準決勝 0-0(PK5-4)国見高(長崎)
決勝 2-2 帝京高(東京A)
※両校優勝
【90年度(1回戦敗退)】
1回戦 1-5 習志野高(千葉)
【89年度(3回戦敗退)】
2回戦 2-0 習志野高(千葉)
3回戦 1-1(PK4-5)南宇和高(愛媛)
【88年度(8強)】
2回戦 1-0 光星学院高(青森)
3回戦 2-1 帝京高(東京A)
準々決勝 1-3 前橋商高(群馬)
【87年度(4強)】
2回戦 1-0 秋田経法大附高(秋田)
3回戦 2-0 古河一高(茨城)
準々決勝 2-0 岐阜工高(岐阜)
準決勝 1-3 国見高(長崎)
【86年度(8強)】
2回戦 3-2 郡山北工高(福島)
3回戦 3-1 玉野光南高(岡山)
準々決勝 0-3 国見高(長崎)
【85年度(準優勝)】
2回戦 1-1(PK4-3)富山一高(富山)
3回戦 1-0 東海大甲府高(山梨)
準々決勝 2-0 鹿児島実高(鹿児島)
準決勝 1-0 秋田商高(秋田)
決勝 0-2 清水市商高(静岡)
【83年度(4強)】
2回戦 5-0 仙台向山高(宮城)
3回戦 2-0 暁星高(東京)
準々決勝 1-0 愛知高(愛知)
準決勝 1-3 清水東高(静岡)
【82年度(1回戦敗退)】
1回戦 0-1 中京高(愛知)
【80年度(2回戦敗退)】
1回戦 4-1 金沢西高(石川)
2回戦 0-1 広島県工高(広島)
【78年度(8強)】
1回戦 8-1 相模工大附高(神奈川)
2回戦 1-0 遠野高(岩手)
準々決勝 0-1 八千代高(千葉)
【77年度(準優勝)】
1回戦 4-0 松本工高(長野)
2回戦 5-0 韮崎高(山梨)
準々決勝 3-0 島原商高(長崎)
準決勝 2-1 浦和南高(埼玉)
決勝 0-5 帝京高(東京)
【74年度(2回戦敗退)】
2回戦 1-1(PK3-4)帝京高(東京)
【73年度(4強)】
1回戦 2-2(PK4-3)神戸高(兵庫)
2回戦 1-1(PK5-4)本郷高(東京)
準々決勝 3-1 秋田商高(秋田)
準決勝 0-2 藤枝東高(静岡)
【72年度(1回戦敗退)】
1回戦 0-1 秋田商高(秋田)

■その他、過去の主な全国大会成績
全国高校総体優勝2回(83、84年)、全国高校総体4強(91年)

■登録メンバーリスト
1 GK 五十部泰造(2年)
2 DF 舘幸希(3年)
3 DF 首藤凛兵(3年)
4 DF 服部樹(3年)
5 MF 柳田大輝(3年)
6 MF 阪倉幹太(3年)
7 MF 濱野稜馬(3年)
8 FW 原田大輝(3年)
9 FW 上田航大(3年)
10 DF 木下史也(3年)
11 MF 寺尾憲祐(2年)
12 GK 小林蒼(3年)
13 FW 山川雄也(3年)
14 MF 森島司(3年)
15 DF 鈴木航(3年)
16 MF 小林颯(3年)
17 FW 伊藤圭都(3年)
18 MF 中根康貴(3年)
19 DF 服部圭吾(3年)
20 DF 山本駿(3年)
21 GK 森島佑太(2年)
22 DF 東憲也(1年)
23 FW 小川幹太(2年)
24 MF 藤井渉(2年)
25 DF 三輪輝(3年)
26 MF 奥川敬太(2年)
27 MF 谷口祐亮(2年)
28 DF 三石晋一郎(1年)
29 FW 尾崎竜也(1年)
30 GK 松本友輔(2年)

▼関連リンク
【特設】高校選手権2015
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