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伊藤翔らと苦闘した日々があったからこそ… ジル:「今があるのはフランス時代の苦労のおかげ」

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 アーセナルFWオリビエ・ジルは、かつての苦労があるからこそ、今の自分があると考えている。

 ジルは、実は苦労人だ。プレミアリーグにたどり着く前に、母国フランスで2部や3部リーグを渡り歩いてきた。2005年から2シーズンはグルノーブルでリーグドゥ(2部)を戦い、現横浜F・マリノスの伊藤翔ともチームメートだった。

 フランスには有名な若手の育成機関であるクレールフォンテーヌなどがあるが、そうしたエリートコースを歩まなかったからこそ、今の自分があると感じている。アーセナルの公式サイトで語った。

「間違いなく、さらにタフになったと感じるよ。僕のキャリアの序盤は、マルセイユやパリSG、リヨンなど(の名門)でのプレーとは、まったく別物だったからね」

 ジルは、若いうちには苦労をするべきだと語っている。それが将来のためになるからだ。

「もし困難なことに直面しなければならないとしても、それが将来的に、強くあらねばならないとき、または責任に直面しなければならないときに自分を助ける」

「僕のキャリアにおいて、間違いなくそういうことが助けになった。だからこそ、僕は今、さらにタフになったと言えるんだ」

 ジルは今季、プレミアリーグ17試合で10得点を挙げ、現在2位につけるアーセナルを力強くけん引している。

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