チェルシーが、来夏以降の監督として新たな候補を加えたようだ。チリ代表のホルヘ・サンパオリ監督に目をつけているという。

　サンパオリ監督は、チリ代表をコパ・アメリカ優勝へと導いた。バイエルンのジョゼップ・グアルディオラ監督、バルセロナのルイス・エンリケ監督とともに、年明けに発表されるFIFA年間最優秀監督賞の最終候補に入っている。

　『デイリーメール』などによると、サンパオリ監督に複数のクラブが狙いを定めているという。その一つが、チェルシーらしい。

　今季のプレミアリーグでまさかの不振にあえぐチェルシーは、ジョゼ・モウリーニョ監督を解任。後任にフース・ヒディンク監督を据えたが、契約は今季いっぱいとなっている。来夏の監督候補には、さまざまな名前が挙がっている。その一人に、新たに南米の名将が加わったわけだ。

　サンパオリ監督は、チリ代表監督としての続投は、1月4日に行われるチリサッカー連盟の会長選の結果次第だと話していた。スペイン『アス』に対して、「オファーを聞く前に、まずはチリ代表での私の新たなプロジェクトをプレゼンする。私にコンタクトしてきたすべてのチームに対して、そのように話している」と語っている。

　サンパオリ監督招へいには、チェルシーと同じプレミアリーグのスウォンジーのほか、イタリアのローマも興味を抱いているという。サンパオリ監督は今月、夢はアルゼンチン代表監督になることだと話していた。

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