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クリスティアーノがFK3発で圧巻ハット…10人の柏がPK戦で仙台下し4強へ

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[12.26 天皇杯準々決勝 仙台3-3(PK3-5)柏 ユアスタ]

 10人の柏レイソルがPK戦の末、ベガルタ仙台に競り勝った。2-1の後半25分に退場者を出すと、一度は逆転を許したが、2-3の延長後半11分にMFクリスティアーノが直接FK3発でハットトリック達成となる同点ゴール。3-3のまま突入したPK戦を5-3で制した。

 柏は前半11分、MFクリスティアーノの直接FKで先制。仙台も同25分に高い位置でボールを奪うと、FW奥埜博亮のラストパスからFWウイルソンの同点ゴールで追いついたが、後半7分に再びクリスティアーノが直接FKを沈め、柏が2-1と勝ち越した。

 ところが後半25分、柏はMF秋野央樹が2枚目の警告を受け、退場。数的不利に立たされると、直後の後半29分、仙台はDF蜂須賀孝治の右クロスから途中出場のDF二見宏志が打点の高いヘディングシュートを叩き込み、2-2の同点に追いついた。

 試合はそのまま90分間を終え、延長戦に突入したが、延長前半1分に仙台はMF梁勇基の左CKにウイルソンが頭で合わせ、勝ち越しゴール。このまま3-2で準決勝進出を決めるかと思われたが、柏は延長後半11分、クリスティアーノがみたび直接FKを決め、起死回生の同点弾となった。

 クリスティアーノがFK3発でハットトリックを達成し、PK戦に持ち込んだ柏は5人全員が成功。一方の仙台は3人目の梁が失敗し、柏がPK5-3で競り勝った。柏は優勝した12年度大会以来、3年ぶりの4強入り。29日の準決勝(味スタ)では浦和レッズと対戦する。

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