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アーセナルは首位浮上のチャンスも…サウサンプトンにまさかの0-4敗戦

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[12.26 プレミアリーグ第18節 サウサンプトン4-0アーセナル]

 プレミアリーグは26日、第18節を行い、アーセナルとDF吉田麻也が所属するサウサンプトンが対戦。前半19分にDFクコ・マルティナのゴールで先制したサウサンプトンが後半に3点を追加し、4-0で快勝した。なお、吉田は2試合連続で出場機会はなかった。

 試合はまさかの展開となった。ボール支配率はアーセナルが7割近くと圧倒したが、エースFWグラツィアーノ・ペッレが欠場のサウサンプトンが少ないチャンスをモノにし、2位と好調のアーセナルを撃破。6試合ぶりの白星挙げた。

 サウサンプトンは前半19分、DFライアン・バートランドが左から上げたクロスは相手DFにクリアされるもマルティナが敵陣中央のやや右から思い切りよく右足を振り抜く。アウトサイドで蹴り出したボールは左に外れるかと思われたが、ゴール方向にカーブのかかったシュートがゴールネットをとらえ、先制に成功した。

 1点リードで迎えた後半10分、自陣PA手前からカウンター発動。MFサディオ・マネがPA右から中央へ折り返したボールをFWシェーン・ロングが右足で流し込み、2-0とすると、同24分にはバートランドの右CKからニアに飛び込んだDFジョゼ・フォンテがヘッドで合わせて、3-0とリードを広げた。

 後半45分には、右サイドのスローインの流れから右サイドを抜け出したロングがPA右から右足シュートも左ポストを叩く。それでも終了間際のアディショナルタイム2分、MFドゥサン・タディッチのスルーパスで中央を抜け出したロングが右足シュート。GKペトル・チェフの股下を抜けたボールがゴールネットを揺らし、4-0と強豪アーセナルに圧勝した。

 アーセナルは首位レスター・シティがリバプールに敗れたため、首位浮上のチャンスがあったが、まさかの完封負けで叶わなかった。


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