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[MOM1627]習志野MF松木玲生(2年)_“Bチームの下”から現れたボランチが推進力と2発で大暴れ

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[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[12.28 横山杯決勝第1リーグ第1戦 習志野高 3-2 國學院久我山高 HASAKI SOCCER VILLAGE B面]

 10月まではCBで、「Bチームの下の方だった」(砂金伸監督)という2年生ボランチ、MF松木玲生が習志野高の中盤で大いに存在感を放った。前半に先制ゴールを奪った松木は後半にもボランチの位置から一気に前線へ飛び出して決勝点となる一撃。砂金監督も「潰して、(前線に)つけて、飛び出していくのは悪くない」と及第点を与えるプレーで勝利に貢献した。

 身体が強く、当たり負けせずに混戦からボールを引っ掛けて前に出ることができる。そして一気にスプリントしてゴールシーンに絡むプレー。2得点の他にも松木のシュートのこぼれ球をMF米田陽斗がゴールへ押し込む場面があった。全3得点に絡んだこの國學院久我山戦。松木も「点に絡もうと思って絡めるようになって。良かったです」と納得していた。

 10月に学生コーチを務めている3年生からアドバイスを受けてボランチへ転向。今大会はボランチのポジションに怪我人が出ていることもあって起用されているが、「そのボランチが出ていたら出れていない」という状況の中で猛アピールしている。

 このチャンスでまだまだ貪欲に自分の良さを出していく構え。「守備にも貢献しながら点も取って勝利に直接的に関われればいいかなと思います。もっと点取れるように、アシストとかも増やしていって優勝できるようにしていきたいです」。勝利により貢献し続けて欠かせない存在になる。

(取材・文 吉田太郎)
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