負傷交代のアクシデント…浦和MF柏木、決勝に向けて「最善の準備をする」
[12.29 天皇杯準決勝 浦和1-0柏(延長) 味スタ]
アクシデントは前半39分に訪れた。浦和レッズの攻撃を司るMF柏木陽介が負傷のため、ピッチを後にすることになった――。
5バックと守備的なシステムを採用した柏を相手にした浦和は、ボールを保持する時間こそ長かったものの、なかなかシュートまで持ち込む場面を作り出せない。「相手はブロックを敷いていたから難しかったし、引いてる中でももう少し背後を狙っていかないと、スペースが生まれないと感じていたので、そこが足りなかった」。
そして、得点が動かないまま試合が進んだ前半39分、自陣でボールを受けた柏木は寄せてきたFW武富孝介と接触して左ひざを負傷。ピッチ上に倒れ込んでしまう。一度はピッチに戻るかと思われたが、MF青木拓矢との交代を余儀なくされた。
試合後の取材エリアに姿を現した柏木は、「検査は未定ですが、思った以上に悪化していないのが現状です」と話しつつも、決勝に向けては「自分の中では最善の準備はしますが、そこからは足と相談します。痛いのに無理やりに試合に出て、プレーができなくてチームに迷惑を掛けるのが一番嫌なので」と胸の内を明かした。
決勝での出場は現時点では不透明な状況。しかし、「試合に出れば攻撃をコントロールしたいし、出られなくても自分が見て感じたことをハーフタイムとかに皆に伝えることができればと思う。優勝したい気持ちがチームの中にはあるので、いい結果を残したい」とタイトル獲得に静かに闘志を燃やした。
(取材・文 折戸岳彦)
▼関連リンク
●第95回天皇杯特設ページ
アクシデントは前半39分に訪れた。浦和レッズの攻撃を司るMF柏木陽介が負傷のため、ピッチを後にすることになった――。
5バックと守備的なシステムを採用した柏を相手にした浦和は、ボールを保持する時間こそ長かったものの、なかなかシュートまで持ち込む場面を作り出せない。「相手はブロックを敷いていたから難しかったし、引いてる中でももう少し背後を狙っていかないと、スペースが生まれないと感じていたので、そこが足りなかった」。
そして、得点が動かないまま試合が進んだ前半39分、自陣でボールを受けた柏木は寄せてきたFW武富孝介と接触して左ひざを負傷。ピッチ上に倒れ込んでしまう。一度はピッチに戻るかと思われたが、MF青木拓矢との交代を余儀なくされた。
試合後の取材エリアに姿を現した柏木は、「検査は未定ですが、思った以上に悪化していないのが現状です」と話しつつも、決勝に向けては「自分の中では最善の準備はしますが、そこからは足と相談します。痛いのに無理やりに試合に出て、プレーができなくてチームに迷惑を掛けるのが一番嫌なので」と胸の内を明かした。
決勝での出場は現時点では不透明な状況。しかし、「試合に出れば攻撃をコントロールしたいし、出られなくても自分が見て感じたことをハーフタイムとかに皆に伝えることができればと思う。優勝したい気持ちがチームの中にはあるので、いい結果を残したい」とタイトル獲得に静かに闘志を燃やした。
(取材・文 折戸岳彦)
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