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[横山杯]敗戦受け止め前を向く八千代MF坪沼「課題を1つ1つ克服していきたい」

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[12.29 横山杯ファイナルゲーム 習志野高1-0八千代高 若松運動場]

 今大会無敗同士の決勝は八千代高習志野高に0-1で千葉勢対決で敗れ、準優勝に終わった。背番号10のMF坪沼翔太郎も「ずっといい流れでここまで来ていました。同じ千葉県というのもあって、絶対負けたくないという気持ちでした。相手にも勢いがあったと思います」と唇をかんだ。

 チャンスがなかったわけではなかった。MF三須啓史のスルーパスがダイアゴナルに走り込んだ坪沼がとおりかけ、佐山の素早いロングスローからFW菊池豪が左サイドを抜け出すシーンもあった。後半23分にFW斉藤慶太郎のスルーパスから菊池が右足を振り抜き、同27分にはDF山崎雅智が身体を張って繋いだパスでMF仲光純が抜け出してシュートを放った。

 しかし、最後まで習志野の守備を崩すことはできず、準優勝で今大会を終えた。悔しい敗戦となったが、坪沼はすでに次へ気持ちを切り替えている。「この負けをしっかり受け止めて、今後課題を1つ1つ克服していきたい。全国で優勝するというのが目標です」と笑顔を見せ、前を向いた。

 また、昨年のインターハイ予選で8強、選手権予選では4強に終わった先輩たちを尊敬する坪沼は、「「すごいうまいなと感じていた。先輩たちを目標に、そこを越えたいと思っています」と話す。この敗戦を糧にして個人としてもチームとしてもさらに成長して、先輩たちを越えるだけでなく、激戦区千葉を突破して全国制覇を目論む。

(取材・文 清水祐一)
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