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ベニテス、解任の恐れを問われ「選手たちは称賛に値する」

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 レアル・マドリーは3日、リーガエスパニョーラ第18節でバレンシアと敵地で2-2と引き分けた。ラファエル・ベニテス監督は進退について問われ、チームの努力は称賛に値すると強調している。

 2度にわたってリードしながらも逃げ切れなかったマドリーは、前日の試合で引き分けたバルセロナに暫定ながら勝ち点で並ぶチャンスを逃した。また、首位アトレティコ・マドリーとの勝ち点差は4に開いている。

 ベニテス監督は試合後、勝ちきれなかったことについて次のように述べた。スペインメディアが伝えている。

「我々は良い試合をした。前半は35分にわたって試合をコントロールしたんだ。後半はより難しくなった。だが、我々は良い仕事をしたよ。退場者を出し、さらなる努力をしなければいけなかったが、選手たちはそれをしてくれた。我々には勝つチャンスも、そして負ける可能性もあった。2点目を奪ってから直後に失点したのは残念だった」

「前半のコントロールできなかった10分間で、それまでの35分を支配していたことが損なわれるわけではない。我々が追加点を奪おうと努力したときに失点してしまった。相手の功績か、我々が集中を欠いたからなのかは分からない。だが、私は選手たちのハードワークを称賛している」

 だが、消化が1試合少ないバルセロナに追いつく好機を逃したことで、ベニテス監督への重圧はさらに増している。解任を恐れていないか問われると、ベニテス監督は次のように答えた。

「君ら記者にはそういう質問をする権利があるが、少しポイントがずれている。チャンスを逃したというのは、結果を見て言っているだけのことだ。チームが見せた努力を考えれば、選手たちは称賛に値するのみだ」

「憶測を私が止めることはできない。私にできるのは、チームが今日のようなパフォーマンスを見せられるようにすることだけだ。残念ながら、それでも勝ち点3を得られなかったがね」

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