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[選手権]“試合が決した”痛恨PK献上…明徳DF濱口「冷静な判断をしていたら」

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[1.5 全国高校選手権 星稜3-0明徳義塾 駒沢]

 試合が決した場面だったと言っても過言ではない。前半26分、明徳義塾高(高知)は星稜高MF根来悠太(3年)にゴール前への侵入を許すと、DF濱口俊介(2年)が懸命の守備で対応。「少し遅れて入ってしまった。自分のミスですね。体を当てにいったが、向こうが上手くこけたのかなと思う」。判定は決定機阻止で一発レッドカード。PKを決められ、さらに数的不利となった明徳は、0-3で完敗した。

 試合序盤は明徳ペースだった。「自分たちも行けるという感覚があった」と濱口も振り返る。それだけに「自分が冷静な判断をしていたら防げた」と悔やんでも悔やみきれないプレーになってしまった。

 ただ濱口には来年がリベンジの機会が残されている。「いつまでも悔やんでいても仕方がない」と切り替えを強調すると、「(3年生からは)このベスト8を超してくれと言ってもらえた。3年生が抜けても自分たちでチームを引っ張って、また絶対この舞台に帰ってこれるように頑張りたい」と力強く話した。

(取材・文 児玉幸洋)
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