バルセロナは、先月30日にフルミネンセからMFロベルト・ゴンサルベスをレンタルで獲得した。しかし、普段とは違う手続きで選手契約を行ったことが物議を醸しているようだ。

　半年レンタルに延長のオプションを付けてゴンサルベスを獲得したバルセロナ。当面は同選手をBチームでプレーさせる方針だとされる。

　すでにジェラール・ロペス監督のチームに合流しているゴンサルベスだが、バルセロナは同選手の獲得に関してどうやら普段とは異なる契約の手順を踏んでいたようだ。スペイン『カタルーニャ・ラジオ』によると、バルセロナはメディカルチェックをする前に20歳MFとサインを交わしていたという。

　その後、ブラジルのリーグ戦が12月初旬に終わっていたこともあり、ゴンサルベスは体重オーバーの状態でバルセロナ入り。さらに、『カタルーニャ・ラジオ』の番組“El club de la mitja nit”によれば、メディカルチェック時に重要度は高くないものの同選手にフィジカル面での問題も見つかっていた模様だ。

　バルセロナは先日FWセルジ・グアルディオラと契約を結びながら、過去の『ツイッター』への投稿を理由に数時間後に契約解除していた。今回のゴンサルベスの件では体重オーバーやフィジカル面での問題が契約破棄に至るほどのものではなかったようだが、もう少し慎重に選手獲得を行う必要があるかもしれない。

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