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主将復帰で全23選手集結…手倉森監督「大会への士気が高まってきた」

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 リオデジャネイロ五輪アジア最終予選(AFC U-23選手権)に臨むU-23日本代表は9日、ドーハ市内で午前練習と午後練習の2部練習を行い、13日に行われる初戦の北朝鮮戦に向けて調整を進めた。

 午前練習でランニングや6対4のボール回しで約1時間半汗を流し、午後練習では4-4-2のシステムを採用してフォーメーション練習を行って特に攻撃面の動きを確認するなど、午前中同様に約1時間半のトレーニングをこなした。

■ミニゲーム形式の並び
(ビブスなし1本目)
   オナイウ 浅野
豊川       南野
  井手口 遠藤
亀川 三竿 植田 松原

(ビブスあり1本目)
   鈴木 久保
中島       矢島
   原川 大島
山中 奈良 岩波 室屋

 この日はインフルエンザを発症していたMF遠藤航(浦和)が練習に復帰して最後までメニューをこなしたこともあり、手倉森誠監督は「練習を離れていたというのを感じさせないような動きで、すんなりと入ってこれたなと思いますし、初戦からの(試合に出るという)意欲を感じました」とキャプテンの動きを評価。そして自身が選んだ23選手の集結に、「ようやく全員そろったなという感じで、いよいよ大会への士気が高まってきました」と語った。

 グループリーグは13日に北朝鮮戦、16日にタイ戦、19日にサウジアラビア戦を行い、決勝トーナメントに進出すれば22日に準々決勝を迎える。中2日での連戦が続くこともあり、指揮官は「グループリーグ3戦のシュミレーションは自分の頭の中にありますが、(選手を)出入りさせて大会を進めたいという準備をしていますし、全員に準備をしておいてほしい」と23選手の力を集結して大会に臨んでいくことを改めて強調した。

(取材・文 折戸岳彦)

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