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Y・トゥレ代理人、シティ新監督候補ペップの手腕に疑問「バイエルンなら私の祖父でも優勝できる」

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 マンチェスター・シティMFヤヤ・トゥレの代理人は、来季シティの新監督の有力候補だと言われる現バイエルンジョゼップ・グアルディオラ監督の手腕に疑問を呈している。

 グアルディオラ監督は今年の夏までとなっているバイエルンとの契約を延長せず、今季限りでの退任を表明した。新天地としてはプレミアリーグで指揮を執りたいという意志も明確にしている。

 バイエルン監督退任の発表以前から、シティはグアルディオラ監督の次の仕事先として濃厚だと言われてきた。だがY・トゥレ代理人のディミトリ・セルク氏は、戦力の充実したクラブで結果を残すことができるのは当然だとして、バイエルン指揮官が世界トップレベルの監督だという評価は必ずしも妥当だとは限らないと述べた。イギリス『ミラー』が同氏のコメントを伝えている。

「ペップは素晴らしい監督だ。だが、彼がタイトルを獲得したのはバルセロナとバイエルンなんだ。実際には、私の祖父だってバルセロナやバイエルンではタイトルを獲れるだろう。素晴らしい選手たちのいるビッグクラブだからね」

「昨季バルセロナでリーガとチャンピオンズリーグを制したルイス・エンリケを見てみるといい。彼が良い監督じゃないとは言わないが、ローマでは何も成し遂げられなかった。ペップが8位や9位のチームを引き継いで優勝できるかどうか見てみたいね」

 Y・トゥレは2010年にグアルディオラ監督が率いていたバルセロナから放出され、シティへ移ることになった。シティでも同監督が同じ決断を下すことへの不安はあるとセルク氏は認めている。

「ドイツでは、グアルディオラがシティの監督になるのは100%確実だと言われているし、私もそうなると思う。彼のプランがどういうものなのかは知らないが、バルセロナで起こったことを考えると、もちろん彼が来ることでヤヤが去ることになるという心配はある」

「そうならないでほしいと思うし、ヤヤも同じように願っているよ。シティ以外からのオファーもあったが、彼はクラブやファンやマンチェスターの人々を愛している。ペップが来れば、スペイン人選手はさらに増えるだろうけどね」

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