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“ライバル”宇佐美を意識…MF駒井、浦和移籍は「日本代表への一番の近道」

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 京都サンガF.C.から浦和レッズに移籍したMF駒井善成(こまい・よしあき)が、日本代表への強い意欲を語った。

 移籍を決断した経緯を問われた駒井の口からまず出たのが、日本代表への意識だった。「浦和には日本代表選手が多く在籍している。ここで活躍することが日本代表への一番の近道だと思った」。

 ただ、生まれ育った京都、ジュニアから一筋で過ごしてきたクラブを離れるという決断は容易ではなかった。オファーを貰ってから多くの人に相談したという駒井。しかし、最終的に決断を下す2、3日前からは誰のアドバイスも受けず、自分一人で結論を出した。

 埼玉スタジアムでプレーするのは小学校4年生の時に選抜チームでプレーして以来だという。「大会名は忘れましたが、3位決定戦でやりました」。その選抜では同い年の日本代表FW宇佐美貴史(G大阪)ともプレーしている。「サッカー選手として尊敬している。対戦もあると思うので、負けないようにしたい」とピッチでの再会を心待ちにした。

 背番号は18に決まった。特に意味はないと話すが、「2種登録みたいだから」と、出来るだけ若い番号を選んだ。「宇佐美が39なんで、37とかでもいいかなと思ったんですけど」。どこまでも意識する存在。ライバルと同じステージに立つべく、まずは浦和で存在感を示す。

(取材・文 児玉幸洋)※名鑑データは2015年シーズンのものです。最新のものは2月上旬のJリーグ正式発表までしばらくお待ちください。

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