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アーセナルとポゼッションでは勝負しないクロップ「相手と同じやり方ではノーチャンス」

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 リバプールユルゲン・クロップ監督は、13日に行われるプレミアリーグ第21節アーセナル戦に向けて、相手の得意とするポゼッションスタイルで勝負するつもりはないと語った。

 アーセン・ベンゲル監督のチームがリーグ首位に浮上して新年を迎えた一方で、リバプールは好調な時期が長くは続かず、首位と12ポイント差の8位にとどまっている。本拠地アンフィールドでアーセナルを止め、上位浮上への足がかりとすることができるだろうか。

 試合に向けた会見でクロップ監督が次のように語ったとして、イギリスメディアが伝えている。

「アーセナルやマンチェスター・ユナイテッドのようなクラブと戦うのは大きな挑戦だが、我々も良いサッカーをするチームと戦うプランを持っている。それをこれまでの数週間に見せてきた」

「アーセナルと(マンチェスター・)シティが今のプレミアリーグで2つのベストチームだ。シティとともに良い位置にい続けるために彼らは勝ち点3を必要としており、野心を見せてくるだろう。我々のパフォーマンスにはあまり安定感がなかったが、(キャピタル・ワン杯の)ストーク戦では良い兆しを見せられたと思う」

 相手と同じスタイルでは勝ち目がないと認めつつ、別のやり方で対処することに意欲的な姿勢を見せた。

「アーセナルとアーセンには独自のスタイルがある。ポゼッションサッカーだ。我々も同じやり方で戦おうとすれば可能性がないことは明らかだ。相手の方がずっとやってきたやり方だからね」

「問題は、アーセナルはポゼッションに優れただけのチームではないということだ。カウンターも優れており、気をつけなければならない。大変な仕事だが、対応策を見つけ出そうとするのは本当に素晴らしい仕事だよ。私はこういうことが大好きなんだ」

 同じリーグで仕事をするようになって以来、ベンゲル監督に以前よりもさらに強い敬意を抱くようになったとクロップ監督は話している。

「間違いなく、彼への敬意は日に日に高まっているよ。プレミアリーグで仕事をするのは本当に大変なことだからね。私はずっと彼に最大限の敬意を持っていたが、ここに来てからさらに強まっている」

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