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脱獄&拘束の麻薬王の壮大かつ大胆な夢 チェルシー買収を計画

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 メキシコで脱獄していた「麻薬王」が世界中の話題になったが、この人物がサッカー界も驚かせる可能性があったようだ。何と、イングランドのビッグクラブを買収する計画を持っていたという。

 メキシコの巨大麻薬密売組織「シナロア・カルテル」の最高幹部である「エル・チャポ」ことホアキン・グスマン受刑者が今月、世界を騒がせた。昨年に刑務所から大胆な逃走を果たしたが、今月上旬にメキシコ国内で銃撃戦の末に再び拘束されたのだ。

 脱獄に使った秘密の抜け道や、今回の隠れ家への突入時の様子、そして捕らえられてとぼとぼ歩く姿など、グスマン受刑者に関する映像が世界中で報じられた。だが、この裏世界の大物は、さらに世間を驚かせる可能性もあった。

 何と、同受刑者はプレミアリーグの名門チェルシーを買収する意思があったという。スペイン『スポルト』などが報じている。

 「麻薬王」は大のサッカーファンで、メキシコのガサ・プエブラのサポーターだという。その愛が高じてか、それともビジネスの可能性を感じてか、チェルシーのオーナーになることを計画したようだ。

 チェルシーの市場価値は8億6800万ドル(約1019億円)と見積もられている。それだけの資金を用意できるとなると、やはり麻薬が持つ“問題”は広く深いものがある。

 もちろん、申し出があってもオーナーのロマン・アブラモビッチ氏がチェルシーを手放したとは考えられないが…。大胆かつ壮大な夢であったとは言えるだろう。

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