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「嘘は言えないだろう?」ヒディンクがテリーのAT同点弾をオフサイドと認める

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[1.16 プレミアリーグ第22節 チェルシー3-3エバートン]

 プレミアリーグは16日に第22節を行い、チェルシーはホームでエバートンと3-3で引き分けた。フース・ヒディンク監督は勝ち点1を獲得した選手たちを称賛する一方で、DFジョン・テリーの同点ゴールはオフサイドと認めている。クラブ公式サイトが伝えた。

 チェルシーは2点ビハインドで迎えた後半18分にFWジエゴ・コスタ、後半21分にMFセスク・ファブレガスが得点を挙げ、2-2と試合を振り出しに戻したが、後半アディショナルタイム1分にDFラミーロ・フネス・モリに勝ち越しゴールを許してしまう。試合はそのまま終わるかに思われたが、後半アディショナルタイム8分に土壇場で同点に追いつく。

 ハーフェーライン付近からのFKをゴール前に入れると、DFブラニスラフ・イバノビッチ、MFオスカルが頭でつないで最後はテリーが右足で押し込み、3-3。オウンゴールのテリーが汚名返上となる劇的ゴール挙げ、勝ち点1を拾った。

「チームの魂、熱意、姿勢には満足」と試合を振り返るヒディンク監督。「エバートンのような相手に2-0とされてはひっくり返すのは難しい。だが、2-2としてくれた姿勢は素晴らしかった。2-3とされてさらに厳しくなったが、それでもチームはやってくれた。勝ち点1でもありがたい結果だ」と選手たちを称賛した。

 その一方でテリーの同点ゴールのシーンについて、「シーズンを戦い抜く上で、こういったことは起こりうる」と話した上で、「嘘は言えないだろう?オスカルはボールに触ったし、ジョンはオフサイドだった。いいゴールだったけどね」と、オフサイドだったと認めている。


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