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本田攻守に貢献、ミランがビオラに快勝6位浮上!ボアテング復帰弾にバロテッリも復活

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[1.17 セリエA第20節 ミラン2-0フィオレンティーナ]

 セリエA第20節が17日に行われた。日本代表MF本田圭佑の所属するミランはホームでフィオレンティーナと対戦し、2-0で勝利した。本田は公式戦3試合連続のフル出場。ゴールはなかったが、後半30分に左サイドから切り込んで惜しいシュートを放つなど、攻守に貢献した。

 ミランが16年リーグ戦初白星を飾った。先制点は開始4分、GKジャンルイジ・ドンナルンマのハンドパスから左サイドでMFジャコモ・ボナベントゥーラが溜める。前のFWカルロス・バッカにパスが出ると、中央エリア内に切り込んで右足を振り抜く。鮮やかなカウンターで試合を動かした。

 しかしその後はなかなかお互いにシュートまでも持ち込めない試合が続く。体のキレの良さを見せる本田も積極的なプレーを見せるが、後半30分に左サイドから切り込んだシュートはわずかに枠上に外れてしまった。

 ミランは後半25分にMFリッカルド・モントリーボからMFユライ・クツカ、同34分にFWエムベイェ・ニアンに代えてMFケビン・プリンス・ボアテングを送り込む。すると同43分、自陣からのクツカのロングパスがDFの裏に出ると、斜めに走り込んだボアテングが前に出たGKも外して無人のゴールに流し込む。今冬、3年ぶりに復帰した“元10番”の復活弾でリードが広がった。

 後半42分からは、そ径部の手術を受けたために離脱していたFWマリオ・バロテッリが復帰戦を迎えた。後半アディショナルタイムにはポストを直撃するシュートを放つ。オフサイドだったが、短い時間でも存在感を示した。

 今季ここまでリーグ戦は全試合得点していたフィオレンティーナを完封して勝利したミランが16年リーグ戦初勝利を挙げた。勝ち点は32に伸び、6位に浮上。監督交代と騒がしかったシニシャ・ミハイロビッチ監督の周囲も一旦落ち着きを取り戻しそうだ。


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