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トゥヘルの指導に手応えを感じるロイス、「僕たちを大きく前進させた」

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 ドルトムントMFマルコ・ロイスは、トーマス・トゥヘル監督の就任によってチームが成長していることを実感している様子だ。ドイツ『ヴェルト・アム・ゾンターク』とのインタビューで、「彼のアプローチは僕たちを大きく前進させた」と手応えを語った。

 ロイスは今季、何度か離脱を強いられながらも、シーズン前半戦ではリーグ戦13試合で8ゴールを記録。ブンデスリーガ第16節フランクフルト戦では内転筋を痛めたが、ドバイの合宿中に行われたテストマッチで復帰を果たしている。

 ドルトムントはドバイでフランクフルト(12日)を4-0で下し、全北現代(15日)には4-1と勝利。ロイスは全北現代戦で先制点を奪取し、復調を感じさせている。

 ロイスは『ヴェルト・アム・ゾンターク』とのインタビューで、昨季に比べてチームの負傷者が減少したことについて問われ、トゥヘル監督やスタッフの功績を強調した。

「もちろん彼(トゥヘル)のやり方は違う。ドバイでのトレーニングキャンプも良い例だよ。練習を終えてから、僕たちはすぐにホテルに戻ることなく、少なくとも30分間は回復メニューをこなしたんだ。また(チーム専属の)調理師も一緒に来たことで、食生活も変えられた」

 練習内容や体調管理に限らず、様々な面で変化があるという。

「プレースタイルが完全に変わったね。今はポゼッション率が非常に高くなり、それはチームの成長にとても良いことだと思うんだ。前半戦はあまりうまくいかない試合もあったが、それは僕たちがまだ(新しいスタイルに)慣れていなかったからかもしれない」

「それでもトゥヘルのアプローチは僕たちを大きく前進させたと思う。この半年で僕たちは3つのコンペティションで84ゴールを決めた。ヨーロッパではトップの数字だね。オートマティズムが徐々に浸透して、以前は苦手だった相手もコントロールできるようになったと感じているよ」

 一方、DFLスーパーカップ以外のタイトルを掲げたことのないロイスは、さらなる歓喜を経験することに意気込んだ。

「ベルリンのDFBポカール決勝戦には何度か行ったが、ここ2年間は残念ながらトロフィーを手にできなかった。僕たちは今度こそ、タイトル獲得のためにすべてを尽すよ」

「ヨーロッパリーグでは別の顔をみせなければいけない。グループリーグで見せていたようなプレーでは、何も成し遂げられないと思うね。だけど、僕たちにはできると信じている。僕たちはドルトムントであり、優勝候補の1チームだからね」

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