レアル・マドリーのジネディーヌ・ジダン監督はフランス代表を“追放”されているFWカリム・ベンゼマを擁護した。「フランス代表はカリムなしでEUROを戦う余裕はない」と発言したとスペイン『アス』が伝えている。

　MFマシュー・バルブエナに対する恐喝事件に関与したとして、代表招集外となっているベンゼマは今夏にフランス開催されるEURO2016への出場危機に追い込まれている状況だ。17日に行われたスポルティング戦(5-1)後、ジダン監督はこの日の試合で2点を挙げたベンゼマについて言及した。

「フランス代表はベンゼマのような選手の存在を無視するわけにはいかないだろう。ピッチ上での彼の振る舞いを見れば、素晴らしい選手だとわかるはずだし、彼のようなレベルの選手を手放すとは信じられない。誰もが彼のようなプレーをし、彼のような記録を残すことができるわけじゃないんだ」

　ジダン監督は“後輩”ベンゼマを思いやり、フランスサッカー協会の対応を批判した。ベンゼマは母国開催のEUROでピッチへ立つことができるのだろうか。

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