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武藤の新パートナーに宇佐美? 地元紙がマリの代役候補と報じる

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 ガンバ大阪FW宇佐美貴史は、やはり再びブンデスリーガに向かうのだろうか。マインツの地元紙『アルゲマイネ・ツァイトゥング』によれば、マインツが日本代表アタッカーの獲得に動いている。

 マインツの得点源であるFW武藤嘉紀(7ゴール)とMFユヌス・マリ(8ゴール)は、今冬の移籍が騒がれ続けている。イギリスメディアは年末から、マンチェスター・ユナイテッドが武藤を狙っていると報じてきた。

 マリに関してはより具体的で、ドルトムントが関心を示しており、すでに選手個人とは合意に達したとも伝えられている。

 マインツがマリの放出を受け入れるのは、代役を確保した場合のみとされている。『アルゲマイネ・ツァイトゥング』によると、その代役候補の一人が宇佐美だ。同メディアは「代理人は取材に対し、コメントをしたがらなかった」と伝え、宇佐美のブンデスリーガでバイエルンやホッフェンハイムでプレーした経歴などを紹介している。

 宇佐美本人は先日、日本メディアにG大阪残留を決断したことを明かした。だが、移籍市場はまだ閉鎖されていない。マインツのクリスティアン・ハイデルGM(ゼネラルマネジャー)が実際に誘った場合、日本代表のチームメートが所属するクラブに向かう可能性はあるのだろうか。

 だが、それ以前にマインツがマリの放出を認めるかが重要なポイントだ。少なくとも、マルティン・シュミット監督は、現時点でマリ放出の噂を否定した。『キッカー』など複数メディアが、同指揮官のコメントを伝えている。

「彼は私の選手だ。トレーニングでも全力を出していて、モチベーションも高い。新しいことはないし、インゴルシュタット戦ではピッチの上に立つだろう」

 しかしながら、移籍市場が閉じるまで油断はできないことも認めている。

「イングランドのクラブも動き出すだろう。ビッグクラブから1人が去れば、それが小さなクラブや中堅クラブにも影響を及ぼしかねない。1月の最後の2、3日はものすごいことになるだろうね」

「だから我々は、何かが起きたときに反応するため、常に目を開いている。何もなければ反応をしなくても良い。それでもスカウティングは年中続けているし、各ポジションにおける代役として考えられる(他クラブの)選手を2、3人挙げられる。誰かが我々の下から去った場合のためにね」

 マリが去った場合の代役候補の中に、宇佐美の名前があるのだろうか…。

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