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エル・シャーラウィ、ミラン復帰はなし CEOが「モナコ残留か別のチームへ」

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 ミランFWルイス・アドリアーノの中国移籍が破談した影響は、モナコFWステファン・エル・シャーラウィの去就にも及ぶかもしれない。アドリアーノ・ガッリアーニCEOは20日、エル・シャーラウィがミランに復帰し、チームにとどまることはできないと述べた。

 江蘇蘇寧への移籍が確実視されていたL・アドリアーノは、土壇場で中国からイタリアに帰国することになった。選手は「給料の保証がなかった」と説明している。

 1500万ユーロと言われていた移籍金が手に入らなくなったことで、ミランは1月のマーケットの計画を変更せざるを得ないとみられている。その影響は、モナコからの復帰が騒がれていたエル・シャーラウィにも及びそうだ。

 モナコが買い取らない意向を示したことで、エル・シャーラウィはミランに戻るとみられている。ローマやフィオレンティーナが関心を示すなかで、そのままミランにとどまる可能性も報じられていたが、ガッリアーニCEOはイタリア『milannews.it』で次のように述べた。

「エル・シャーラウィ? ミランに戻ることはできない。モナコに残るか、別のチームを探す。L・アドリアーノがいれば、我々は人数が多すぎるんだ」

 ドイツメディアは、ドルトムントもエル・シャーラウィに興味を示していると報じている。EURO2016のために出場機会を求める同選手の去就が注目される。

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