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劇的勝利の代償にメガネを失ったクロップ 「バイエルン戦のときはシャヒンに壊された」

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 リバプールは23日、プレミアリーグ第23節でノリッジ・シティと対戦し、敵地で5-4の勝利を収めた。ユルゲン・クロップ監督は、興奮を抑えることができない様子だ。

 激しいシーソーゲームを終えて、クロップ監督も大いに疲れたかもしれない。4-3と1点のリードでアディショナルタイムに突入したリバプールは、相手のパワープレーで失点して、勝ち点2を失いかけた。しかし、アディショナルタイムの5分にアダム・ララーナが決めて、劇的に勝利を飾っている。

 ララナの同点弾とともにピッチサイドで駆け出し、選手と抱き合ったクロップ監督は、自身のメガネを壊してしまった。だが、メガネを失ったショックよりも勝利の歓喜が大きいのは当然だ。

 試合後のクロップ監督のコメントを、イギリス『スカイ・スポーツ』などが伝えた。

「普段からもう1つ持っているが、見つけられなかった。メガネなしでメガネを探すのは、本当に難しいね」

 クロップ監督のメガネが壊れたのは、これが初めてではないそうだ。ドルトムント時代にも、同じ経験があるという。大事な勝利のときほど壊れるのかもしれない。

「初めてバイエルンに勝ったとき、ヌリ・シャヒンにメガネを壊されたよ。今日はアダムにやられたね」

 だが、失点を減らせば、もっと簡単に勝てたかもしれない。クロップ監督は、依然としてセットプレーの守備が課題と感じているが、これまでに比べたら進歩があったと見ているようだ。

「我々は今日、4失点した。一般的に見て、良いことではない。セットプレーからの失点が多すぎる。それは本当に改善すべきだ。CKからの失点が特に多いが、今回はセカンドボールからだった。とにかく、試合に勝つことができたね」

 良い形で2016年プレミアリーグ初白星を手にしたリバプール。このまま勢いに乗っていけるだろうか。

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