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FA杯ダービー戦へ気持ち高めるルーニー「フットボールというよりもバトル」

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 マンチェスター・ユナイテッドは29日にFA杯4回戦でダービー・カウンティ(2部相当)と対戦する。FWウェイン・ルーニーは同試合を「バトル」と表現し、警戒心を強めているようだ。27日にクラブ公式サイトが伝えている。

 ユナイテッドは9日に行われた3回戦でシェフィールド(3部相当)と戦い、苦しみながらも終了間際のルーニーのPK弾で1-0の勝利。今回も下のカテゴリーのチームとの対戦になるが、ルーニーは3回戦と同様に厳しい試合になると見ている。09年のFA杯5回戦でダービーと戦ったアウェーゲーム(4-1)を振り返り、次のように語った。

「彼らとはアウェーで対戦したことがあるから、金曜の夜も相手にとって良い雰囲気で行なわれるだろうし、難しい試合になるだろうね。昨季に加入して、ケンブリッジ、ヨービル・タウン戦を経験した選手たちは、FA杯がフットボールというよりも、バトルになる様を見るようになるだろうね。僕たちは、そのバトルに備えないといけない。カップ戦は大番狂わせが多いので、タフな試合に向けて準備を整えないといけない」

 ユナイテッドは昨季のFA杯でも格下相手に苦戦を強いられており、4回戦では前述のケンブリッジ(4部)を相手に、敵地でスコアレスドロー。ホームで行われた再試合で5回戦進出を決めていた。

 ルーニーの言葉には実感がこもる。「ダービーには失うものがない。誰も彼らが勝つと思っていないから、アップセット(番狂わせ)を狙ってくるはず。僕たちもその点は理解しているから、準備を整えないといけない。シェフィールドとのホームゲームと同様に、難しい試合になるだろうね。バトルに備えて、勝たないといけない。チームの力を見せたいね」と、チャレンジャーとして向かってくる相手を警戒した。

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