パレルモのマウリツィオ・ザンパリーニ会長は、昨年夏に同クラブからユベントスへ移籍したFWパウロ・ディバラに対し、ナポリからもオファーが届いていたと明かしている。

　パレルモでの活躍で評価を高めたディバラは、移籍金3200万ユーロ+ボーナス800万ユーロでイタリア王者へと移籍。セリエA得点ランク2位タイの12ゴールを挙げるなど活躍を見せている。

　ナポリのアウレリオ・デ・ラウレンティス会長もディバラの獲得を望み、パレルモに条件を提示していたようだ。ザンパリーニ会長が『ラジオ・キス・キス・ナポリ』に明かしたとしてイタリア複数メディアが伝えている。

「デ・ラウレンティスはディバラに2500から3000万ユーロとジョルジーニョの譲渡を提案してきた。彼は(ラファエル・)ベニテスの下ではプレーしていなかったが、今はナポリの中盤で最高の選手になっているね」

　ナポリではFWゴンサロ・イグアインが得点ランク首位を独走し、チームをセリエA首位に躍進させている。ディバラとの超強力コンビが実現していた可能性もあったかもしれない。

「イグアインとディバラが組めば止められる者はいただろうか?だがパウロは、すでに代理人を通してユーベと合意していたんだ」

「イグアインは世界最高のセンターフォワードだ。ディバラは新しい(リオネル・)メッシだね」

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