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「ブラジルから離れて」 元皇帝アドリアーノ、家族の希望でアメリカ4部へ 狙うはMLS

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 29日、アメリカの4部に相当するナショナルプレミアサッカーリーグ(NPSL)のマイアミ・ユナイテッドは、クラブの公式ウェブサイトで、元ブラジル代表FWアドリアーノ(33)の加入を発表した。詳細は公表されていない。

 アトレティコ・パラナエンセ時代の2014年4月を最後に公式戦から遠ざかっているアドリアーノが、アメリカの地で再起を図る。2月17日に34歳の誕生日を迎えるアドリアーノは、家族の希望もあってブラジルを離れることにしたようだ。

 マイアミ・ユナイテッドのロベルト・サッカ氏会長が、イギリス『テレグラフ』のインタビューで次のように明かしている。

「代理人と2、3か月交渉してきた。彼はブラジルを離れる必要があったんだ。彼の母親と家族が、彼をブラジルから離すことを望んだんだよ。そして我々がオファーしたとき、彼はマイアミ・ユナイテッドが自分にとってフィットする場所だと考えた」

「ここにはプレッシャーがない。彼はすでにかなり減量している。プレーする準備はできているよ。本当に我々は彼のプレーを見られることに興奮している。彼はすでに練習しており、3月24日の我々の初戦まで時間もある。そのときまでに100%になってくれていることを願うよ」

 アドリアーノがNPSLで再起を図ったのは、将来的なメジャーリーグサッカー(MLS)挑戦を視野に入れているからだという。

「NPSLのレベルは高い。アドリアーノのような選手が加わるのは、リーグにとってもプラスだ。だが、彼がMLSに行くための第一歩として我々を選んだことは確かだよ。(MLSは)彼にふさわしい場所だ。我々は本当に彼の加入を喜んでいる。彼のことをケアしていくよ。そして来年、彼がMLSで戦えることを願っている」

「彼は世界最高の9番の一人だった。プレッシャーもないし、マイアミ・ユナイテッドで素晴らしい仕事をし、それからMLSに行けるはずだ。彼が望んでいることだよ。まだ彼は若いんだ。33歳だよ。かつての25%のプレーを見せれば、目をつむっていてもMLSでプレーできる」
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