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長友フル出場インテルが今季10度目の“ウノゼロ”、上位追撃へ5試合ぶり白星

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[2.3 セリエA第23節 インテル1-0キエーボ]

 セリエAは3日、第23節を行った。日本代表DF長友佑都の所属するインテルはホームでキエーボと対戦し、1-0で勝利した。インテルの勝利は5試合ぶり。長友は右SBで先発出場し、4試合ぶりのフル出場を果たしている。

 16年最初の試合で白星を挙げたインテルだが、以後は勝ち切れない試合を続け、リーグ戦は4試合勝ちなし。前節のミランとのミラノダービーでは、今季ワーストの3失点を喫して敗れるなど、不調に陥っている。長友は1月10日のサッスオーロ戦以来、リーグ戦では4試合ぶりのスタメン出場。起爆剤になりたいところだった。

 ゲームが動いたのは後半に入ってからだった。インテルは後半3分、左サイドからのCKを獲得すると、混戦をFWマウロ・イカルディが押し込み先制。同11分には右サイドを突破した長友のクロスをイカルディが頭で合わせる。しかしこれは惜しくもクロスバーを叩き、追加点にはならなかった。

 だがこの日のインテルには1点で十分だった。集中力を取り戻した守備陣はキエーボに攻撃の形を作らせない。前半戦の安定した戦いの象徴だった1-0勝利を5試合ぶりに達成。“ウノゼロ”は今季通算10度目となった。ミラノダービーでの退席処分によるロベルト・マンチーニ監督不在のゲームを白星で飾っている。


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