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差別チャントを浴びたナポリCB、試合を止めた主審の勇気に感謝

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 3日のセリエAラツィオ戦で人種差別的なチャントのターゲットになったナポリDFカリドゥ・クリバリが、マッシミリアーノ・イッラーティ主審に対する感謝の気持ちをつづった。

 クリバリは3日、敵地で行われたラツィオ戦で相手サポーターのブーイングの対象になっている。イッラーティ主審は後半途中に一時中断を命じ、事態を大きくしないように努めた。

 標的になったクリバリは2-0で勝利した後、自身のインスタグラムを通じて、周囲のサポートに感謝を伝えている。

「大きな勝利だ! でも、今夜は連帯感を示すみんなからのメッセージに感謝したい。ラツィオの選手にもだけど、特に審判のイッラーティの勇気に感謝している」

「この汚いチャントの中で支えてくれたチームメート、クラブ、ファンに感謝しているよ! みんなで進んでいこう!」

 クリバリは今シーズン大きな成長を見せている24歳のCB。フランス出身でU-20フランス代表経験があるものの、昨年A代表ではセネガルで戦うことを決断していた。

 なお、ラツィオに対しては処分が科される可能性が浮上している。

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