beacon

[ニューイヤー杯]途中出場で抜群の存在感!小川航基が決めた!!磐田が静岡ダービー制す

このエントリーをはてなブックマークに追加
[2.6 ニューイヤー杯鹿児島R 磐田1-0清水 鴨池]

 ニューイヤー杯の鹿児島ラウンド第2戦が6日に行われ、ジュビロ磐田清水エスパルスとの「静岡ダービー」を1-0で制し、2連勝で優勝に王手をかけた。第3戦は10日、磐田が鹿児島ユナイテッドFCと、清水がギラヴァンツ北九州と対戦する。

 お正月の全国高校選手権でも活躍を見せた桐光学園高から加入するルーキーFW小川航基がいきなり魅せた。ベンチスタートの小川は、後半35分から登場。するとファーストプレーでエリア内に侵入。DF三浦弦太ともつれながら倒れ、あわやPKという場面を作る(判定は小川のファウル)。

 そして後半44分、左サイドでDF中村太亮のパスを受けたMF荒木大吾が仕掛けてクロス。小川がワンタッチで押し込み、決勝点を奪った。

「どのカテゴリーでも絶対に勝てと言っている」と、ダービーマッチの勝利を喜んだ名波浩監督。小川については「いいところで結果を出してくれたが、まだまだやることはたくさんある」と敢えて厳しい評価を与える。アシストを決めた青山学院大から加入したルーキーMFについてもコメントし、「掘り出し物」と喜んだ。

 一方の清水は多くの決定機を作りながらも、無得点で敗れた。今季は清水がJ2に降格、磐田がJ1に昇格したことで、またもリーグ戦での静岡ダービー復活とはならず、この試合が今季最初で最後のダービーになる可能性がある。FW鄭大世は「結果にこだわろうと思っていたので悔しい。決定機ではウチの方が多かった。内容的にも五分だったので、先制点が決めきれなかったのが悔しい」と顔を歪めた。

 なお、この試合の前に行われた両チームによる練習試合(45分×2)では、清水が2-1で磐田に競り勝っている。


●2016シーズンJリーグ全クラブ練習試合

TOP