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決勝点は「ヨシダ」なのに…TV番組司会者も監督も、華麗に“スルー”

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 9試合ぶりの先発出場で今季初となるリーグ戦でのゴール、しかもチームに勝ち点3をもたらす決勝点だった。だが、試合直後のテレビの監督インタビューで、サウサンプトンDF吉田麻也の得点は話題にもならなかった。

 サウサンプトンは9分、MFビクター・ワニャマのアシストから吉田のゴールで先制。後半の早い時間帯にワニャマが退場となり、数的不利に陥ったが、5試合連続のクリーンシートで逃げ切った。

 試合後、ロナルド・クーマン監督はイギリス『スカイ・スポーツ』のインタビューで、勝利への喜びを表すとともに、今季3度目の退場となったワニャマに「多すぎる」と苦言を呈している。

 その後、『スカイ』の番組司会者は、サウサンプトンのシステム変更、5試合連続クリーンシートを達成した守護神フレイザー・フォースターについて指揮官に質問を続ける。

 次こそ決勝ゴールに関する質問かと思われたが、司会者の次の質問は「6位ウエスト・ハムに勝ち点2差に迫ったサウサンプトンは、今季どこまでいけるのか。最後まで、吉田に関する質問はなく、クーマン監督の口から勝利の立役者の名前が出ることはなかった。

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