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酒井高3戦ぶり先発で連敗止めるドロー、大迫は出番なし

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[2.7 ブンデスリーガ第20節 ハンブルガーSV1-1ケルン]

 ブンデスリーガは7日、第20節3日目を行い、DF酒井高徳の所属するハンブルガーSVはホームでFW大迫勇也の所属するケルンと対戦し、1-1で引き分けた。右SBで3試合ぶりに先発した酒井は16年初出場となり、フル出場。大迫は2試合連続のベンチスタートで、最後まで出場機会がなく、3試合ぶりの出番なしに終わった。

 前半はアウェーのケルンが試合の主導権を握った。前半38分、MFマルセル・リッセの右CKに合わせたFWアントニー・モデストのヘディングシュートは惜しくもクロスバーを直撃。同41分には高い位置からプレッシャーをかけてボールを奪うと、MFヨナス・ヘクターのスルーパスに抜け出したFWジモン・ツォラーが右足でゴール右隅に流し込み、先制点を奪った。

 ハンブルガーSVは1点ビハインドで折り返した後半開始からFWアルチョムス・ルドニェフスを投入。すると立ち上がりの後半2分、右サイドで酒井とパス交換したMFゴイコ・カチャルの縦パスをルドニェフスがワンタッチで流し、PA手前で受けたMFニコライ・ミュラーが豪快な左足ミドルを叩き込み、1-1の同点に追いついた。

 勢い付くハンブルガーSVは後半5分、カチャルが強烈な右足ミドルを放つが、GKティモ・ホルンが左手1本でセーブ。同10分には右サイドをオーバーラップした酒井のクロスからルドニェフスが右足でシュートを打ったが、GKにキャッチされた。

 ケルンも後半21分、リッセが直接FKでゴールを襲うが、GKレネ・アドラーの手を弾いてクロスバーを直撃。両チームともに2点目が遠く、1-1の痛み分けに終わった。ハンブルガーSVの連敗は3で止まったが、これで6試合勝ちなし(2分4敗)。ケルンも2試合連続ドローで3試合勝利なし(2分1敗)となり、互いに後半戦未勝利が続いている。

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