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[DFB杯]原口が5か月ぶりゴール!全3得点に絡みヘルタの35年ぶり4強入りに貢献

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[2.10 DFBポカール準々決勝 ハイデンハイム2-3ヘルタ・ベルリン]

 DFBポカール(ドイツ国内杯)は10日、準々決勝2日目を行い、FW原口元気の所属するヘルタ・ベルリンは敵地でハイデンハイム(2部)に3-2で競り勝ち、準決勝進出を決めた。原口はフル出場し、後半13分に決勝点を決めるなど全3ゴールに絡む活躍を見せた。

 前半10分、CKからDFアルネ・ファイクに先制点を許したヘルタだが、すぐさま同点に追いつく。同14分、原口が右サイドに開いたMFブラディミル・ダリダに展開し、ダリダがゴール前にクロス。DFミッチェル・バイザーが頭でそらし、ファーサイドのFWベダド・イビセビッチが右足で押し込んだ。

 さらに前半21分、バイザーが原口とのワンツーで右サイドを突破。アーリークロスにイビセビッチが右足ボレーで合わせ、2-1と逆転に成功した。

 前半の早いタイミングで試合をひっくり返したヘルタ。前半を1点リードで折り返すと、後半13分には左サイドにポジションを移していた原口がボールを受け、ドリブルで中に切れ込む。PA内へ仕掛け、DFのプレッシャーをかわして右足でシュート。鮮やかな個人技でゴールネットを揺らし、3-1と突き放した。

 原口のゴールは昨年9月12日のブンデスリーガ第4節・シュツットガルト戦以来、約5か月ぶりで、今季公式戦2得点目。後半37分にPKで1点差に追い上げられるなど2部チームに苦しめられたヘルタだが、そのまま3-2で逃げ切り、1980-81シーズン以来、35年ぶりとなるベスト4進出を果たした。

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