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監督に続いて守護神もロッベンに激怒「90分間寝転がっていた」

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 バイエルンFWアリエン・ロッベンに対するボーフムの怒りが静まらない。ヘルトヤン・フェルベーク監督に続いて、GKマヌエル・リーマンも憤りをあらわにした。

 バイエルンは10日に行われたDFBポカール準々決勝でボーフムに3-0で勝利している。スコアを見れば当然の結果にも映るが、ボーフムは前半の終盤まで、ポゼッション率では圧倒するバイエルンにほとんどチャンスを許さずにいた。さらに、自分たちのチャンスもつくっており、格上相手にうまく試合を運んでいる様子だった。

 しかし、39分にFWロベルト・レバンドフスキに先制点を許すと、前半終了間際には絶望的な状況に追い込まれる。トーマス・ミュラーのスルーパスに抜け出しそうになったロッベンを止めてファウルを取られたDFヤン・シムネクが退場になった。このPKはリーマンが止めて1点差を維持したものの、バイエルン相手に10人となった後半はさらに2失点。波乱を起こすことはできなかった。

 リーマンはロッベンが倒れた場面を振り返った。ドイツ『シュポルト1』が、そのコメントを伝えている。

「腹が立って仕方ないね。ロッベンは、基本的に90分間地面に寝転がっていた。彼は接触を待っているだけ。そして毎回転がって、ホイッスルが鳴るのを待っている。あんなにうまい選手なんだから、そんなことをする必要はないはずだ。だから、彼のことが好きじゃないファンもいる」

「退場者を出すまでは、僕たちは彼らを自分たちのゴールに近づけなかった。相手はワンチャンスからゴールを決めたね。PKを止めたことで、僕たちに新たな希望が生まれたけど、レッドカードをもらったからね…」

 強敵相手に狙いどおりの試合をしていただけに、ボーフムの怒りは大きいのかもしれない。

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