中国の上海上港で指揮を執るスベン・ゴラン・エリクソン監督は、超大物選手が将来中国サッカーリーグに参入すると考えている。スウェーデンのメディア『Expressenn』のインタビュー内容をスペイン『スポルト』が報じている。

　欧州や南米の移籍市場で“爆買い”を続ける中国クラブ。アジア王者の広州恒大はアトレチコ・マドリーからコロンビア代表FWジャクソン・マルティネスを獲得。江蘇蘇寧はチェルシーからMFラミレスと、アジア史上最高額となる5000万ユーロ(約65億円)で、シャフタールからMFアレックス・テイシェイラを獲得するなど中国の勢いは止まらない。

　さらにパリSGのFWズラタン・イブラヒモビッチやFWエゼキエル・ラベッシの中国行きも噂されるが、元イングランド代表指揮官は、さらなる大物選手も中国に参入すると見ている。「中国サッカー界にとってイブラヒモビッチのような選手の参入は素晴らしいだろう。遅かれ早かれ、クリスティアーノ・ロナウドやリオネル・メッシ、ウェイン・ルーニーのような選手も中国でプレーするようになる」と断言した。

　また、今後の中国サッカー界については、「私が中国にきて以来、様々な素晴らしい経験をしてきた。中国でのサッカー人気は大きく、中国サッカーリーグはそのレベルを飛躍的に上げるだろう」と中国の更なる成長を予想した。

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