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ポゼッション76%、シュート36本も…ペップ:「ダルムシュタットに勝つにはドリームゴールが必要」

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 バイエルンは20日、ブンデスリーガ第22節でダルムシュタットにホームで3-1と勝利した。ジョゼップ・グアルディオラ監督は、「ドリームゴール」が必要だったと述べている。

 ダルムシュタットを圧倒し、後半の3得点で勝利したバイエルンだが、前半に先制を許してから長い時間追いかける展開だった。グアルディオラ監督も、特別なゴールが必要だったと感じているようだ。ドイツ『AZ』やブンデスリーガ公式ウェブサイトが伝えた。

「ダルムシュタットに勝つためにはドリームゴールが必要だね。満足しているよ。我慢強くプレーし、36本もシュートを打った。前半最後の15分間を除けば、良いプレーができたと思う。相手は守備に人数を集め、難しかったからね」

 そのドリームゴールを決めたのが、MFトーマス・ミュラーだ。同点弾を決めたミュラーは、さらにゴールに背を向けながら胸トラップで浮かせたボールを蹴り込み、決勝点を挙げている。選手は試合後、大事なのは勝ち点3だと強調しつつ、ビューティフルゴールを喜んだ。

「美しいゴールだったね。気分良かったよ。胸でうまくトラップできたから、なんとかゴールの方向に打ちたかった。だけど、泥臭いゴールを決めても、価値は同じだ。とにかく貴重な勝ち点3を手にしたことを、みんなで喜んでいるよ」

 73%のポゼッションにシュート36本と圧倒したバイエルンだけに、ミュラーは23日に行われるチャンピオンズリーグのユベントス戦で決定力を高めなければいけないとも述べた。

「ユベントス戦ではもっとクレバーにやらなければいけない。少なくとも今日ほどチャンスを外してはいけないね」

 一方のグアルディオラ監督は、ユベントス戦に向けてチーム状態に満足しているようだ。

「明日からはトリノでの試合の準備だ。我々は良い時期にいると感じている」

 後半の早い時間帯にMFキングスレイ・コマンとの交代で出場したMFフランク・リベリが、今季リーグ戦2試合目にしてチームの3点目をアシストしたことも朗報だ。

「フランクがカムバックを果たせてうれしいよ。まだ90分間はプレーできないけどね」

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