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予期せぬ出来事に…トゥヘル「混乱をもたらす中断だった」

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[2.21 ブンデスリーガ第22節 レバークーゼン0-1ドルトムント]

 21日に行われたブンデスリーガ第22節でレバークーゼンと対戦したドルトムントは1-0の完封勝利を収めた。試合途中の予期せぬ中断に、チームを率いるトーマス・トゥヘル監督は「混乱をもたらす試合中断だったね」と振り返っている。

 “事件”が起きたのは後半19分にドルトムントが先制点を奪った後だった。素早いリスタートから試合を再開させたドルトムントは、最後はFWピエール・エメリク・オーバメヤンがネットを揺らした。しかし、リスタートの位置がズレていたとして、レバークーゼン側が猛抗議。フェリックス・ツバイヤー主審はロジャー・シュミット監督に退席を命じたものの、指揮官が応じず。そのため主審が試合の中断を宣告した。約9分間の中断後、試合は再開されて逃げ切ったドルトムントが1-0の勝利を収めた。

 クラブ公式ウェブサイトによると、トゥヘル監督は「混乱をもたらす試合中断だったけど、レバークーゼンにとって有利に働いたよ。スタジアムは熱くなり、判定への不満で逆に力を得たからね」と“事件”を振り返っている。そして、後半42分に決定機を外したことに「いただけなかった」としたものの、「試合終了まで緊迫した展開が続いたけど、我々は運にも恵まれて何とか乗り切れた」と勝ち点3獲得に胸をなで下ろした。


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