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復権目指すミラン、CL出場権獲得ならイブラヒモビッチ獲得へ?

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 ミランは復権に向けて、正しい方向へ向かっているのだろうか。今シーズンを3位以内で終えた場合、クラブは大胆に動くかもしれない。イタリア『コッリエレ・デッロ・スポルト』は、パリSG(PSG)FWズラタン・イブラヒモビッチの獲得を目指す可能性があると伝えている。

 前半戦は出遅れたものの調子を上げてきたミランは、現在セリエAで6位だ。22日には、2位のナポリと敵地で引き分け、さらに自信をつけている。3位以内でシーズンを終えて、チャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得するということも現実的になってきた。

 ミランのシルビオ・ベルルスコーニ名誉会長は、CL出場権を取り戻したときが仕掛けるタイミングと読んでいるのかもしれない。『コッリエレ・デッロ・スポルト』は、ミラン会長就任30年周年のベルルスコーニ氏が、大きなプレゼントを用意していると予想した。

 ベルルスコーニ名誉会長が目をつけているのは、かつてミランに所属したイブラヒモビッチだ。スウェーデン代表ストライカーは、今シーズンでPSGとの現行契約が満了となる。34歳で決して若くはないものの、ピッチで見せる存在感は今も圧倒的で、去就が注目されているところ。ミランが復権の第一歩として、その象徴となる選手を探していても不思議ではないだろう。

 PSGのローラン・ブラン監督は先日、イブラヒモビッチの決断をまもなく知ることになると話していた。まだ3位に入れるかが分からないミランへ行くことが決まっているということはなさそうだが、PSGを去るという決断を下すのであれば、ミランが動くかもしれない。

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