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原口が決勝点に絡みヘルタが2016年初勝利! ケルン大迫はベンチ外

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[2.26 ブンデスリーガ第23節 ケルン0-1ヘルタ・ベルリン]

 ブンデスリーガは26日に第23節を行った。FW原口元気が所属するヘルタ・ベルリンは敵地でFW大迫勇也が所属するケルンと対戦し、1-0で勝利した。原口は後半アディショナルタイム2分まで出場。大迫は2試合ぶりにベンチメンバーから外れた。

 試合はケルンが立ち上がりから積極的に仕掛ける。前半3分、MFマルセル・リッセの左FKをDFメルギム・マブライが左足ダイレクトボレー。7分にはリッセのスルーパスに抜け出したFWアントニー・モデストがPA右まで持ち込み、右足シュートを放ったが、GKルネ・ヤシュティンのセーブに阻まれた。

 徐々にヘルタも攻勢を強める。前半24分、原口がドリブルから右足ミドル。これはGKティモ・ホルンに防がれたが、終了間際の43分に均衡を破る。原口のパスをPA手前で受けたFWサロモン・カルーのラストパスをFWベダド・イビシェビッチがPA左から右足ダイレクトでゴール右隅に流し込み、ヘルタが先制に成功した。

 1点リードで迎えた後半4分には、右クロスからゴール前に飛び込んだ原口が右足シュートも相手DFのブロックに阻まれる。27分には右CKを中央でイビシェビッチがフリック。ファーサイドのカルーが合わせようと飛び込んだが、これはわずかに届かず、ヘルタはなかなか追加点を挙げられない。

 追いつきたいケルンは後半37分、右サイドを駆け上がったリッセのアーリークロスに抜け出したモデストが右足を必死に伸ばして合わせる。決まったかに思われたが、ゴールに向かったボールは左ポストを直撃。結局、最後までゴールネットを揺らすことができず、0-1でケルンは2連敗を喫した。一方でヘルタは昨年12月20日の第17節ケルン戦以来、5試合ぶりの白星を飾り、2016年初勝利となった。


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