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FC東京は公式戦連敗…右SBで先発の橋本「相手も怖くなかったと思う」

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[2.27 J1第1ステージ第1節 FC東京0-1大宮 味スタ]

 厳しいシーズンの幕開けとなった。FC東京は23日のACL全北現代戦(1-2)に続いて公式戦2連敗。大宮をホームに迎えたJ1開幕戦は試合の主導権を握りながらも1点を取り切れず、後半24分にカウンターから決勝点を許した。

 公式戦2戦連発中だったFW阿部拓馬にもチャンスはあったが、「惜しいではダメ。最後は相手もかなり引いていたが、そうなる前に仕留めないといけなかった」と反省。後半36分には途中出場のFW河野広貴のシュートがクロスバーを叩くなど運も味方しなかった。

 全北戦はボランチで先発したDF橋本拳人だが、この日は右サイドバックで先発。「悔しい敗戦だった」と唇をかんだ。全北戦もDF駒野友一の負傷交代後はサイドバックでプレーしていたが、「もっと攻撃面で関わっていかないといけない」と悔やむ。

「ずっと攻めていたけど、なかなか崩せなかった。相手のブロックの外でボールを回しているだけで、相手も怖くなかったと思う。深いところまで行けなかったし、クロスの回数も少なかった」

 公式戦2試合連続の先発で自身初のJ1開幕スタメンを勝ち取った橋本。負傷者が相次ぐ中、貴重なユーティリティーぶりをアピールするリオ五輪世代の22歳だが、チームの結果に結びつかず、厳しい表情だった。

(取材・文 西山紘平)

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