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清武のFKから2得点のシュルツ「キヨがスーパーなFKをくれた」

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 ハノーファーは27日、ブンデスリーガ第23節でシュツットガルトに敵地で2-1と勝利した。トーマス・シャーフ監督は勝利を喜びつつ、2ゴールを演出したMF清武弘嗣を称賛している。

 先制を許したハノーファーだが、清武のFKからDFクリスティアン・シュルツが2得点を挙げ、9試合ぶりに白星を取り戻した。連敗を8で止めたハノーファーは、シャーフ監督が就任してから初の勝ち点をようやく手に入れている。

 チームはいまだ最下位だが、指揮官は試合後、残留を諦めていないと述べた。

「非常に厳しい挑戦と考えていたが、特に前半はうまくできたと思う。この試合に向けて何人も離脱していたことを考えると、本当に良くやったと思うね」

「序盤はしっかりとボールを持ち、自信を持ってプレーできたが、後半は数々の危ない場面を乗り切らなければいけなくなった。もちろん、素晴らしい守護神にも助けられたが、結果を出せるという信念を失うことはなかったよ。チームは今日の試合でそれを示した。このチームは生きている」

 FKで2ゴールを演出し、ブンデスリーガ公式ウェブサイトでマン・オブ・ザ・マッチに選出された清武については、その重要性を強調している。

「彼はボール扱いに長けており、我々のサッカーに勢いをもたらす能力がある。それだけじゃない。彼とのプレーでチームメイトたちが生かされるんだ」

「前半の我々はMFたちが良い形で調和していたが、清武は経験やボールを扱う力、アイデアでほかのみんなを引っ張ることができる。それは大事なことだ。彼が戻って来たことはうれしいよ」

 その清武のFKから2得点を挙げたシュルツも、次節ボルフスブルク戦について話すなかで、清武のアシストをたたえている。クラブの公式ウェブサイトが伝えた。

「ボルフスブルク戦でもドッペルパック(1試合2得点)できるか? それはどうかな(笑)。今日はキヨがスーパーなFKをくれて、僕がチームを助けることができた。とにかく最高な気分さ。でも、当然だけど、ボルフスブルク戦はまったく別の試合となる」

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