beacon

同僚批判?C・ロナウドが慌てて釈明「最高の選手たちがいなければ…」

このエントリーをはてなブックマークに追加

[2.27 リーガ・エスパニョーラ第26節 R・マドリー0-1A・マドリー]

 リーガ・エスパニョーラは27日、第26節を行い、3位レアル・マドリーはホームで2位アトレティコ・マドリーと対戦し、0-1で敗れた。優勝争い生き残りをかけたマドリード・ダービーを落とし、アトレティコに勝ち点4差を付けられたレアル。28日の結果次第では首位バルセロナとの勝ち点差が「12」に広がる可能性もある。

 まさに崖っ縁の状況に追い込まれ、試合直後にはFWクリスティアーノ・ロナウドが「チーム全員が自分のレベルにあれば、僕らは首位にいたはずだ」と発言。チームメイト批判かと騒がれたが、その後、「僕が言っているのはフィジカルレベルであって、プレーについてではない。他のチームメイトより優れているとは言っていない」と釈明する事態となった。

「長い期間をかけて戦う大会で勝利するには最高の選手たちを戦力にしなければならないが、僕たちにはそれがない。なぜならたくさんのケガ人がいるからだ。プレーしているのは良い選手たちだけど、ベストではない」

 MFガレス・ベイル、DFマルセロ、DFペペらを負傷で欠き、この日先発したFWカリム・ベンゼマも太腿を痛めて途中交代した。C・ロナウドは「僕から見て今日、ダニーロは一番の出来を見せた選手だった。彼やヘセ、コバチッチ、ルーカスが良い選手ではないと言いたいのではない。彼らはとても良い選手たちだ」と力説しながらも、「ベイルやペペ、ベンゼマ、マルセロといった最高の選手たちがいなければ、試合に勝つのは簡単ではない」と、ベストメンバーがそろわない状況を嘆いた。

「僕はカリム(ベンゼマ)と一緒にプレーするのが好きで、彼がいないときにはより難しい状態になる。ベイルやマルセロがいないときも同じだ。シーズンを通してそうなれば条件は厄介になる」。クラブの公式サイトでそう率直に語るC・ロナウド。首位を走るバルセロナにも言及した。

「メッシやネイマール、スアレスをいつもケガで欠いている状態というのを想像してみてほしい。そうだとすれば、もしかするとバルセロナは今いる位置にいないかもしれない」

●リーガ・エスパニョーラ2015-16特集

TOP