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PK3本ストップのGKカバジェロ「昨夜全てのPKを見た」 「ただの直感」

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[2.28 キャピタル・ワン杯決勝 リバプール1-1(PK1-3)マンチェスター・C]

 キャピタル・ワン杯の決勝戦が28日、聖地ウェンブリー・スタジアムで行われ、マンチェスター・シティは1-1で迎えたPK戦の末にPK3-1でリバプールに勝利。2013-14シーズン以来、2年ぶり4回目の優勝を果たした。

 勝利の立役者となったのは、GKウィリー・カバジェロだった。プレミアリーグや欧州CLではGKジョー・ハートに正守護神の座を譲っている34歳のGKが、この日は主役に躍り出た。

 PK戦でリバプール2人目のMFルーカス・レイバ、3人目のコウチーニョ、4人目のMFアダム・ララーナのシュートをストップ。シティ4人目のMFヤヤ・トゥレが決めた瞬間に、PK3-1での勝利が決まった。

 殊勲のGKはクラブ公式サイトで「素晴らしいよ。僕たちは優勝した。僕にとっても素晴らしいことだよ。とてもとてもとてもハードな週だった。でも僕らはトロフィーを手に入れた。シティファンにとってファンタスティックなことだよ。感激しているし、アルゼンチンにいる僕も家族も同じだよ」と歓喜。

 活躍をみせたPK戦を振り返ると、「ただの直感だよ。昨日の夜にすべてのPKを見たんだ。でも直感が僕の助けになってくれた。監督が僕がここに来るチャンスをくれて、決勝でプレーするチャンスをくれた」とマヌエル・ペジェグリーニ監督への感謝も述べた。

 チームメイトらも守護神を称える。DFバンサン・コンパニは「(PK戦で)ヤヤの番になったとき、彼を見たんだ。そしたら落ち着いていたし、いつものヒーローだった。でも今日という日を作ったのはウィリー・カバジェロだね」とコメント。

 FWセルヒオ・アグエロは「ウィリーは素晴らしかったね。彼の活躍を嬉しく思うよ。彼はキャピタルワン杯を全試合戦いきったからね。すごく嬉しい」と話した。

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