長友を起用すべきだった? インテルSD「サイドでの勝負に負けすぎ」
28日のユベントス戦で敗れたインテルのピエロ・アウジリオSD(スポーツディレクター)が、怒りをあらわにしている。DF長友佑都を起用しなかったサイドでの1対1の勝負にもっと勝たなければいけないと感じたようだ。
首位で2015年を終えたインテルだが、2016年に入ってからのリーグ戦10試合で3勝3分け4敗と負け越しており、現在は5位まで転落した。振り返れば、6位ミランも勝ち点1差に迫っている。
アウジリオSDは次のように不満を表した。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えている。
「ビッグクラブはどこもユーベとのアウェーゲームを落としている。最初の10分を除き、前半は良かった。だが、集中して臨まなかった後半はまったく気に入らなかったよ。このレベルで、このユニフォームを着ているなら、受け入れられないことだ。システムを変えすぎ? 大事なのはシステムより、スピリットやパーソナリティーだ」
「今日の我々はユーベと同じ形でプレーした。もっと個の勝負で勝たなければいけなかったんだ。特にサイドでね」
1月にレジスタを獲得すべきだったとの声に、マーケットを担当するアウジリオSDはこう返した。
「夏も1月も、監督と同意して(マーケットを)やってきた。そういうタイプの選手を見つけるのは難しく、数少ない選手は相手が売らないか、我々には出せない額になる。これが今のチームなんだ。ただ買うことは意味がない。レジスタがいなくてもプレーはできる。今日の試合でレジスタがいれば勝っていたとは限らない」
欧州CL出場権獲得に黄信号が灯っているインテル。だが、アウジリオSDは夏のマーケットに向けて、3位に入ることが保証になるわけではないと述べた。
「CLに出場できるかどうかで変わってくるが、それだけに基づいてプロジェクトを組むことはできない。イタリアでは3位入りが騒がれるが、近年のセリエの3位チームはプレーオフで敗退してきた。だから、今も戦わなければいけないし、3位フィニッシュできても、それからも戦わなければいけないんだ」
また、アウジリオSDは試合前、『メディアセット』のインタビューで、ロベルト・マンチーニ監督の続投を強調し、アトレティコ・マドリーのディエゴ・シメオネ監督への関心を一蹴した。
「シメオネにオファー? 笑ってしまうね。会長がすでにすべてを否定した。マンチーニが計画の中心におり、それに関してこれ以上言う必要はない。彼が我々の監督だ。我々は彼と何かをつくりつつあるところだ。時間が必要なのは分かっているが、賢く、しっかり未来を計画すれば、以前のようにマンチーニと一緒に勝利を取り戻せるはずだよ」
「マンチーニはインテルでうまくやっているし、我々も彼とうまくやっている。イタリア代表? ただの噂で、心配していない。将来的には分からないが、時間がある。彼はまだ若い」
●セリエA2015-16特集
●欧州組完全ガイド
首位で2015年を終えたインテルだが、2016年に入ってからのリーグ戦10試合で3勝3分け4敗と負け越しており、現在は5位まで転落した。振り返れば、6位ミランも勝ち点1差に迫っている。
アウジリオSDは次のように不満を表した。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えている。
「ビッグクラブはどこもユーベとのアウェーゲームを落としている。最初の10分を除き、前半は良かった。だが、集中して臨まなかった後半はまったく気に入らなかったよ。このレベルで、このユニフォームを着ているなら、受け入れられないことだ。システムを変えすぎ? 大事なのはシステムより、スピリットやパーソナリティーだ」
「今日の我々はユーベと同じ形でプレーした。もっと個の勝負で勝たなければいけなかったんだ。特にサイドでね」
1月にレジスタを獲得すべきだったとの声に、マーケットを担当するアウジリオSDはこう返した。
「夏も1月も、監督と同意して(マーケットを)やってきた。そういうタイプの選手を見つけるのは難しく、数少ない選手は相手が売らないか、我々には出せない額になる。これが今のチームなんだ。ただ買うことは意味がない。レジスタがいなくてもプレーはできる。今日の試合でレジスタがいれば勝っていたとは限らない」
欧州CL出場権獲得に黄信号が灯っているインテル。だが、アウジリオSDは夏のマーケットに向けて、3位に入ることが保証になるわけではないと述べた。
「CLに出場できるかどうかで変わってくるが、それだけに基づいてプロジェクトを組むことはできない。イタリアでは3位入りが騒がれるが、近年のセリエの3位チームはプレーオフで敗退してきた。だから、今も戦わなければいけないし、3位フィニッシュできても、それからも戦わなければいけないんだ」
また、アウジリオSDは試合前、『メディアセット』のインタビューで、ロベルト・マンチーニ監督の続投を強調し、アトレティコ・マドリーのディエゴ・シメオネ監督への関心を一蹴した。
「シメオネにオファー? 笑ってしまうね。会長がすでにすべてを否定した。マンチーニが計画の中心におり、それに関してこれ以上言う必要はない。彼が我々の監督だ。我々は彼と何かをつくりつつあるところだ。時間が必要なのは分かっているが、賢く、しっかり未来を計画すれば、以前のようにマンチーニと一緒に勝利を取り戻せるはずだよ」
「マンチーニはインテルでうまくやっているし、我々も彼とうまくやっている。イタリア代表? ただの噂で、心配していない。将来的には分からないが、時間がある。彼はまだ若い」
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