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ペップがバイエルンの若き才能に熱血指導「彼との仕事は大好き」

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 才能を信じているからこそ、公の場でも熱血指導したのだろう。バイエルンジョゼップ・グアルディオラ監督は、MFヨシュア・キミッヒが「大好き」だと述べた。キミッヒも「良い関係」だと明かしている。

 スコアレスドローに終わった5日のブンデスリーガ第25節ドルトムント戦で、試合終了のホイッスルが鳴った瞬間、グアルディオラ監督はセンターサークルに向かった。“標的”は、負傷者続出の守備陣でセンターバックを務めるキミッヒだ。大きな身振り手振りをしながら、指揮官は若きタレントに対して熱心に話し続けた。

 試合後、グアルディオラ監督はキミッヒのことを問われると、次のように答えている。

「今日の試合で、センターバックはできないとは言われなくなるだろう。彼を獲得したバイエルンを称えるよ。彼と仕事するのは大好きだ。大きな称賛に値する」

 一方、キミッヒ本人もドイツ『シュポルト1』で、カリスマ指揮官の指導が「普通のこと」だと述べた。

「監督とは良い関係だよ。彼は全員と良い関係だからね。あの場面? 普通のことだよ。(選手から)最高の力を引き出すために、彼は常に修正するんだ。試合後、もっと上手くやらなければいけない場面について指摘されたんだよ」

 キミッヒは、センターバックとして起用されることで出場機会が増えて満足のようだ。

「常にプレーすれば、安定するし、自信もついて、チームにより溶け込むことができる。僕はそれをしようとしているんだ」

 リーグで2試合連続勝利なしとなったバイエルンだが、キミッヒは天王山で2位ドルトムントとの勝ち点差を維持したことは重要だと述べた。

「キックオフから最後まで、ものすごくインテンシティーの高い試合だった。僕たちの方が大きなチャンスをつくったから、勝ちたかったね。でも、勝ち点5差もそう簡単に追い上げられるものではないだろう。だから、僕たちにとってよりメリットがある結果だね」

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