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FC東京が逆転でリーグ戦初勝利、仙台はGK六反が負傷交代するアクシデント

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[3.6 J1第1ステージ第2節 仙台1-2FC東京 ユアスタ]

 FC東京はアウェーでベガルタ仙台に2-1の逆転勝利をおさめ、今季リーグ戦初勝利を挙げた。1日のACLビン・ズオン戦(3-1)に続く公式戦2連勝。一方の仙台はホーム開幕戦を勝利で飾れず、開幕2連勝を逃した。

 試合は立ち上がりから激しく動いた。仙台は前半7分、MF梁勇基の左CKからニアサイドに飛び込んだDF渡部博文がヘディングで先制点。しかし直後の前半9分、FC東京はDF小川諒也が左後方の位置からFKを放り込むと、逆サイドのDF森重真人が右足ダイレクトでシュート性の折り返しを入れ、オウンゴールを誘発した。

 互いにセットプレーからゴールを奪い合い、1-1。仙台は前半26分にも梁の右CKから再び渡部がヘディングシュートを狙ったが、今度はクロスバーを越えた。FC東京も前半40分、ゴール正面でFKを獲得すると、遠めの位置から森重が右足で狙ったが、GK六反勇治の好セーブに阻まれた。

 1-1の同点で折り返した後半も立ち上がりにゴールが生まれた。FC東京は後半6分、MF橋本拳人がMF東慶悟とのワンツーで左サイドを突破。折り返しをFW前田遼一がスライディングしながら押し込み、2-1と逆転に成功した。

 1点を追う展開となった仙台は後半19分にFW金園英学、同26分には移籍後初出場となるMF水野晃樹を投入。さらに最後の交代カードとしてFW野沢拓也を準備させていた後半35分、まさかのアクシデントが襲う。

 六反が左足でキックした際に軸足の右足首を負傷。プレー続行不可能と判断され、急きょ野沢の投入を取りやめ、六反に代わってGK関憲太郎がピッチに入った。六反は明日7日から千葉県内で合宿を行う日本代表候補にも選出されているが、参加は難しそうだ。試合はそのままタイムアップを迎え、FC東京が2-1で勝利。敵地で今季リーグ戦初勝利を飾った。

●[J1]第1ステージ第2節2日目 スコア速報

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